「噛む馬はしまいまで噛む」
分かっているけれどやめられない。そんな自分の癖を表したことわざがあります。
あなたには、こんな習慣はありますか?
- 早食い
- 必要以上に心配する
- 遅刻が多い
- 夜更かし
など、気がつけばやってしまう。
人間と同じように、馬にも性格や癖があります。
本記事では、「噛む馬はしまいまで噛む」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!
読み方 | 噛む馬はしまいまで噛む(かむうまはしまいまでかむ) |
---|---|
ローマ字 | Kamu uma ha shimai made kamu |
意味 | 悪い性質や癖は容易に変えられず、死ぬまでなおらないこと |
使い方 | 悪い習慣がやめられない |
類義語 | 雀百まで踊り忘れず/三つ子の魂百まで |
対義語 | なかったです |
英文訳 | The horse that chews bites to the end (直訳:噛む馬はしまいまで噛む) |
噛む馬はしまいまで噛むとは
人には人それぞれの個性があるように、馬にもいろいろ個性があります。
その中でも、人を噛む癖のある馬がいます。癖が直らず死ぬまで噛みつく事から「噛む馬はしまいまで噛む」はきています。
「意味」 なかなかやめれないこと
「噛む馬はしまいまで噛む」の意味は、悪い性質や癖は容易に変えられず、死ぬまでなおらないことです。
「ことわざのイメージ」
あなたには、このような経験はありませんか。
学生時代、宿題があったかと思います。特に夏休み・冬休みの宿題はこなす量が多いですよね。
後でやろう、明日やればいっか!で伸ばしてしまう方もいると思います。
その心持ちが変わらず、社会人になっても提出物を後回しにしてしまうイメージです。
「使い方」ダイエットをするとき
健康診断でメタボ予備軍と言われての。
それで、重い腰をあげてダイエットを始めたんじゃよ。
それは良い心がけですね。
しかし、世の中には美味しいものがいっぱいあるのう。
噛む馬はしまいまで噛むなんて言われないように、
頑張ってくださいな。
ムシャムシャ、ムシャムシャ。
。。。。。
この例文のように、瘦せるという目標が達成できず、いつまでも続いている意味合いで使っています。
「例文」良い例・悪い例 ~食事編~
あの人は、食事の時にくちゃくちゃと音を立てて食べる。まさに、「噛む馬はしまいまで噛む」のようだ。
本人は自覚していないかもしれません。ですが、相手に不快感を与えてしまう癖ですよね。
このことわざは、悪い癖のことをたとえる時に使います。
毎朝朝食を取る。「噛む馬はしまいまで噛む」のようだ。
口を動かす=嚙むことになります。
ですが、食事を取ることは良い習慣なので使用しません。
「類義語」噛む馬はしまいまで噛む2つ紹介
雀百まで踊り忘れず
幼い時に身につけた習慣や若い時に覚えた道楽は、いくつになっても直らない
彼は、嫌な事があるとよく爪を嚙んでいるらしい。
まさに、「雀百まで踊り忘れず」だ。
三つ子の魂百まで
幼い頃の性格は、年をとっても変わらない
「三つ子の魂百まで」と言うが、彼女の気の強さは昔からである。
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためにこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]「噛む馬はしまいまで噛む」と同様に良い習慣には、使わないね![/chat]
「対義語」なし
調べてみましたが、見つかりませんでした。
「英文」 The horse that chews bites to the end (直訳:噛む馬はしまいまで噛む)
Google翻訳すると、
The horse that chews bites to the end (直訳:噛む馬はしまいまで噛む)
になります。
まとめ
「噛む馬はしまいまで噛む」についていかがでしょうか。
どんな人でも、自分のやめられない習慣はあります。誰かに指摘されたり、ふと自覚できた時が見直すチャンスです!
意味 悪い性質や癖は容易に変えられず、死ぬまでなおらないこと
使い方 悪い習慣がやめられない
になります。
良い習慣には、使わない!
(早寝早起き・読書をする・笑顔で過ごすなど)
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