あなたは鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)ということわざを知っていますか?
比較的有名なことわざかと思います。
意味は平凡な、ごく普通の親が優れた子供を産むことのたとえです。
普通の人が鳶に、優れた人が鷹にたとえられています。
本記事では、「鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。
読み方 | 鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ) |
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意味 | ごく普通の親が優れた子供を産むことのたとえ |
使い方 | ごく普通の親が優れた子供を産んだとき |
英文訳 | A black hen lays a white egg.(黒い雌鳥が白い卵を産む) |
類義語 | 烏の白糞(からすのしろふん)・鳶が孔雀を生む(とびがくじゃくをうむ) |
鳶が鷹を生むとは
[box03 title=”由来”]
諸説ありますが、一番有力な説として鷹狩りの風習が関連していると言われています。
鷹狩りは、生活のための狩猟ではなく、貴族の遊びの一つでありました。
この時、様々な鳥を捕獲するために、選んだ鳥が鷹でした。鳶は同じタカ目タカ科ですが、体重が軽く、狩猟に向いていない言われています。
このような貴族の遊びの狩りで鷹が使われたことが由来の1つとなり、「鳶が鷹を生む」は、普通の親が優れた子供を産むことのたとえとして使用されるようになりました。
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「意味」 ごく普通の親が優れた子供を産むことのたとえ
鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)の意味はごく普通の親が優れた子供を産むことのたとえです。
このことわざに登場する鳶と鷹は、同じタカ目タカ科の鳥であり、一番わかりやすい違いは、体の大きさが、鳶より鷹が大きいことです。
その見た目から、鷹が鳶より優れているイメージがついたと言われています
「ことわざのイメージ」
思いもしないことが起きたというようなイメージです。
「使い方」平凡な、ごく普通の親が優れた子供を産んだとき
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]まさか息子が医者になるとは・・・[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]私たちはこんなに平凡なのにね。[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]まさに鳶が鷹を生むとはこのことだな。[/chat]
「例文」悪い例・良い例
親は高学歴なのに子どもは頭が悪くまさに鳶が鷹を生むとはこのことだ。
これは逆の意味です。あくまで他人からの評価ですが・・。
親はとても平凡なのに息子が東大に行くとはまさに鳶が鷹を生むとはこのことだ。
「類義語」鳶が鷹を生む・2つ紹介
・烏の白糞(からすのしろふん):親に似ない優秀な子供は生まれないことのたとえ
・鳶が孔雀を生む(とびがくじゃくをうむ):非凡なものから優れたものが生まれることのたとえ
「英文」A black hen lays a white egg.
・A black hen lays a white egg.
(黒い雌鳥が白い卵を産む)
まとめ
ここまで鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)の意味と使い方について述べてきました。
平凡な人が鳶に、優れた人が鷹にたとえられたユニークなことわざですので是非使ってみてください。
意味:ごく普通の親が優れた子供を産むことのたとえ
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