逃げるが勝ちということわざの意味を知っていますか?
よく聞く言葉なので知っている方も多いと思います。
本記事では、「逃げるが勝ち」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!
読み方 | 逃げるが勝ち(にげるがかち) |
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意味 | 不利な戦いをせずに逃げた方が結果的に勝利を掴める |
使い方 | 無駄な抵抗をせずに初めから逃げた方が得策な時 |
英文訳 | Run away but win(逃げるが勝ち)
Yielding is sometimes the best way of succeeding.(降伏は時々成功するための最良の方法です。) He who fights and runs away, lives to fight another day.(戦って逃げる彼は、別の日に戦うために生きています。) |
類義語 | 負けるが勝ち/三十六計逃げるに如かず |
逃げるが勝ちとは?
自分に不利な戦いをするよりもその場は逃げて相手に勝利を譲る方が結果的には得策であるという意味です。
「意味」自分に不利な戦いは避けて時には逃げた方が結果的に得策である
戦いを避けることは卑怯なことにも思えます。しかし、戦って勝つことだけが勝ちではありません。初めから不利な戦いをするよりも、時にはその場から逃げて相手に勝利を譲る方が、結果的に自分にとって得策であるといういましめの意味が込められています。
無駄な戦いはしないほうが賢い
逃げた方が有利になる
↓
「自分にとって不利な戦いをするよりもさっさとその場から逃げた方が得策だ!!」
「使い方」逃げる方が有利になる時
戦う前から勝敗が決まっている・・・
これは逃げた方が得策だぞ・・・
そんな場面に出くわしたことがあるのではないでしょうか?
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]この戦いには勝ち目がないのう・・・[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]であればこの場は身を引いたらどうですか?[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]身を引くのはなぁ・・・[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]おじいさん、無理して戦う必要はないんです。逃げるが勝ちですよ。[/chat]
この例文のように、初めから不利な戦いは無理をして受ける必要はないという意味合いで使っています。
これを参考に下に例文を載せてあります。
「例文」この勝負は明らかに差がありすぎて勝ち目がない…
例えば、100人の仲間を従えたチームとたった10人の仲間しか従えていないチームで争ったところで勝敗は一目瞭然だ。ならば争う前に逃げてしまった方が少ない仲間も傷つかずに済むし、こちらも100人の仲間を従えてから勝負した方が対等に戦える。この場は逃げるが勝ちだ!
何でもかんでも逃げれば良いというような使い方
逃げてもそれが得策ではない時
不利な戦いをするよりも逃げることによってそれが得策(利益)になる時
「類義語」2つご紹介
負けるが勝ち
三十六計逃げるに如かず
どちらも逃げることが得策という意味合いになります。
「対義語」なし
逃げるが勝ちの対義語はないようです。
対義語に近いことわざを1つご紹介させていただくと
虎穴に入らずんば虎子を得ず
あえて立ち向かわなければ大きな成果は得られないという意味合いです。
「英文」2つご紹介
Yielding is sometimes the best way of succeeding.(降伏は時々成功するための最良の方法です。)
He who fights and runs away, lives to fight another day.(戦って逃げる彼は、別の日に戦うために生きています。)
まとめ
いかがでしたか?
不利な戦いは逃げることによって結果的に利益が得られる。
まさに逆転の発想ですね!
負けるとわかっていて立ち向かう事ももちろん大事ですが必ずしもそうとは限らないのです。
逃げることによって傷つかずに済んだり、得るものがある場合もあります。
そんな時、逃げるという選択は賢い選択ということになりますね。
決してすべて逃げれば良いというような意味合いではないので注意しよう!
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