『文は人なり』の意味・使い方・例文を徹底解説します。
- 書き手の思想や人柄が想像できるということ。
- 感じ方や表現の違いを楽しむことができるということ。
- 相手を推測できる面白さがあるということ。
『文は人なり』徹底分析!
読み方 | 文は人なり(ぶんはひとなり) |
意味 | 文章は筆者の思想や人柄が表されているという事。文章を見れば書き手の人となりが判断できるという事。 |
使い方 | 文は人なりというように、人によって履歴書の自己PRの、気合いの入れ方の違いが感じられる。 |
英文 | The style is the man (himself) |
文は人なり
『語源・由来』
文は人なりの由来ですが、こちらの文章がよく表していると思います。
ビュフォンはどのような著作が後世に残るのかを考え ました。 そして本に書かれている知識や発見は新しい ものに上書きされてしまうけど、 文体のすばらしい本 は残ると結論しました。 なぜならそれは人間そのもの だからだと。
引用元:https://jp.quora.com/Quora-wo-doku-nde-i-te-bun-ha-nin-nari-toiu-koto-wo-aratame-te-kanji-masu-deha-gutai-teki-ni-bunshou-no-dono-bubun-no-douiu-chigai-ni-nin-tonari-ga-shutsu-te-shimau-node-shou-ka
このサイトに書いている村上春樹も、同じような言葉を寄せています。
『生き方が変われば、文体も変わります。だから文体を見れば、多かれ少なかれ、大体その人の人柄はわかります。』と。
「意味」文は人柄を表す
文は人なりというように、文章を見れば書き手の思想や人柄を彷彿とさせます。なぜなら人によって見たものに対しての感じ方や表現が違うからです。例えば、雨一つをとってみても、恵みの雨、癒しの音楽など、発想する言葉がさまざまです。
ことわざのイメージ
先生の丁寧なお礼状から上品さや聡明さが感じられ、人となりがうかがえた。というようなイメージ。
「使い方」感じ方や表現を楽しむ時
『文は人なり』使いこなそう!
今度の直木賞は誰になるかな?
私はあのお笑いの人に期待してるの。
どこに惹かれたんだい?
『文は人なり』というでしょう?あの人の作品を読むと、いつも温かい気持ちになるのよね。
良い例と悪い例「文は人なり」
「文は人なり」良い例
『文は人なり』というように、彼女の手紙は優しさや思いやりがうかがえ、今度会うのが楽しみになります。
「文は人なり」悪い例
『文は人なり』というように、文章を書くときは形式を重んじることが重要とされています。
『解説』文は人なりということわざの意味は、筆者の人となりをうかがわせるものであり、文章の構成や形式を指したものではありません。
「英文」The style is the man (himself)
「The style」は文体、「the man」は人間を表し、直訳は「文体は人間そのものです。」
「まとめ」
ここまで『文は人なり』について解説してきましたが、いかがでしょうか?
それではおさらいです。
- 意味は、文章から筆者の思想や人柄が表され、人となりが判断できる。
- さらに、文章の書き方の特徴や表現力を見ることで、相手を推測できる面白さがある。
- 使う時は、文章を読むと人となりがわかるので、相手に良い印象や感動を与えられるように工夫した方がよい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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