「一日三秋」ということわざを知っていますか?初めて聞いた…なんて方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、「一日三秋」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!
読み方 | 一日三秋(いちじつさんしゅう) |
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意味 | 一日が三年に感じるほど待ち焦がれること |
使い方 | 待ち焦がれている気持ちを表現する |
英文訳 | wait anxiously(切望して待つ) |
類義語 | 一日千秋 一刻千秋 |
一日三秋
【由来】『詩経』王風・采葛
『詩経』とは全305篇からなる、中国最古の詩篇。
一日会わなかっただけでも、三年も会わなかったように感じることから由来します。
「一日見ざれば三秋の如し」とあるのに基づきます。
「意味」一日が三年に感じるほど待ち焦がれること
「一日三秋」とは、一日が三年に感じるほど待ち焦がれることという意味です。例えば、ある人や物が早く来て欲しいという、情の深いことを表すのに使われます。
「一日三秋のイメージ」
例えば付き合い始めたばかりの恋人。
昨日デートしたばかりなのに、もう会いたくてしょうがない。
そんなふうに待っている時は、時間が何倍にも何十倍にも長く感じますよね。
大好きなあの人に、会いたくて会いたくて仕方がない。
そんなふうにイメージしてみてくださいね。
「使い方」待ち焦がれている気持ちを表現する
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]もうすぐ孫たちに会えるのぅ[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうですねぇ[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]会いたくて待ち焦がれたぞ[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]ほんとに。一日三秋の思いが強くなりますねぇ[/chat]
この例文のように、『ある人や物が早く来て欲しいと待ち焦がれる』という意味合いで使います。
これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。
「例文」「一日三秋」の例文
・彼が帰ってくるのを、一日三秋の思いで待っている。
・ずっと欲しかった商品を、ついにネットで買ってしまった!
届くまで一日三秋の思いだよ。
・好きな映画シリーズの新作がついに公開!
一日三秋の思いで待っていたよ。
「類義語」「一日三秋」の類義語を2つ紹介
一日千秋
「一日三秋」からできた言葉で、同じ意味。
一日が千年(=千秋)にも感じられるほど待ち遠しいことのたとえ。
一刻千秋
ほんのわずかな時間が、千年に思えるほどに待ち遠しいことのたとえ。
「対義語」十年一日
・十年一日
長い期間ずっと同じ状態にあることのたとえ。
同じ状態がずっと続いていて、進歩や発展がないさま。
(例文)「十年一日で進歩がない」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「一日三秋」の意味は、一日が三年に感じるほど待ち焦がれることです。
「一日三秋」の使い方は、待ち焦がれている気持ちを表現するときに使います。
会いたい人や、欲しい物。
待ち遠しい気持ちを表現する、この「一日三秋」をぜひ、使ってみてくださいね。
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