今回は、暗中模索の意味や使い方について解説していきます。調べてみると、考え事や悩み事がある場面で使えます。
早速、見ていきましょう!
読み方 | 暗中模索(あんちゅうもさく) |
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意味 | 手掛かりが無いまま、色々なことを試すこと |
使い方 | 何かいい方法がないか、色々な方法で試す |
英文訳 | groping in the dark. (闇の中を手探りする) |
類義語 | 五里霧中 |
暗中模索
語源:この四字熟語は中国が唐の時代に書かれた「隋唐嘉話(ずいとうかわ)」という書物の中に記されており、ある一人の政治家に向けた言葉の一つです。
その政治家とは許敬宗という傲慢な性格をしていて、物忘れが激しい人でした。
その性格を見かねた人が許敬宗に向け、こう言いました。
「あなたも一度、偉い政治家に会えば暗闇を手探りするようにその政治家の名前を思い出そうとするでしょう。」
この暗闇を手探りするようにという言葉が暗中模索の語源となっています。
「意味」訳も分からず、手探りで見つけようとする
この意味を料理を美味しくしようとするときに当てはめていきましょう。料理には色々な調理法、調味料がありますよね。
初めて挑戦する料理で
「こうすればおいしくなるんじゃないの?」と手がかりもないまま調味料を足してみたり…
「もう少し焼いたほうがいいんじゃないの?」と食材を焦がしてしまったり…
何がなんだかわからないまま、手探りで試したことはないでしょうか。
それこそが暗中模索が指す言葉の意味です!
「例文」問題を解決するとき
起こった問題や不具合に対し、解決しようとするときにも使えそうですね!
例えば
・「原因不明の不具合を解決するために、暗中模索している」
・「こうも手掛かりが無いとは、暗中模索するしかないようだ」
手がかりが無い=暗中、色々なことを試す=模索
というように暗中と模索が指す意味を当てはめていくと使える場面が見えてきますよね。
「使い方」何かいい方法はないか考え、色々な方法で試す
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]上司に斬新なアイデアが欲しいといわれたんじゃが…[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]何も思い浮かばないの?[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]そうなんじゃ…。人に聞いてみたり、前のアイデアを参考にしてみたりしておるんじゃが、だめじゃな…。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そう、アイデアを生むために暗中模索してるのね。[/chat]
この暗中模索という四字熟語は意味が分かりやすいので、もっと良い使い方はあると思いますが、この使い方はわかりやすく自然な使い方だと考えます。
「暗中模索」まとめ
以上が暗中模索の意味、使い方の解説になります。
・意味は、手がかりが無いまま、色々なことを試すこと
・使い方は、何かいい方法はないか、色々な方法で試すこと
暗闇を手探りでという不況な時にはもってこいの四字熟語ですね!
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