「一諾千金」の意味とは？類義語・対義語・使い方を分かりやすく解説！

あなたは、誰かと約束をしたとき、きちんと守っていますか？
たとえ口約束であっても、一度約束したなら守らなければなりませんよね。

たとえば自分との約束を軽く見て、守ってもらえなかったらどうでしょう？
悲しくなってしまいますよね。

本記事では、約束は重んじなければならないという意味の「一諾千金いちだくせんきん」について、解説します。

ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

読み方	一諾千金（いちだくせんきん）
意味	一度承知して引き受ければ、それは千金にも換えられない価値があること。約束は重んじなければならないという事のたとえ。
使い方	約束は守るべきだと伝えるとき
類義語	季布一諾きふのいちだく 千金之諾せんきんのだく
対義語	軽諾寡信けいだくかしん 軽諾けいだくは必かならず信寡しんすくなし

 

一諾千金（いちだくせんきん）

 

 

由来「史記」

 

「意味」約束は重んじなければならないということ

「一諾千金」は、一度承知して引き受ければ、それは千金にも換えられない価値があることという意味。約束は重んじなければならないという事のたとえ。

 

「使い方」約束は守るべきと伝えるとき

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]あっ！すっかり忘れておったわい[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]どうしたんですか？[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]友達と一緒に出かける約束をしておったのじゃが、忘れておった。
今から行っても間に合わんなぁ…。
まぁ、後で謝ればいいじゃろう[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]何を言っているんですか！
「一諾千金」で、約束は守らないとダメですよ！
すぐに連絡してください！[/chat]

 

この例文のように、約束は守るべきだと伝えるときに使います。

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

「例文」「一諾千金」２つ紹介

「一諾千金」は、約束は守るべきという意味なので、この使い方は間違いです。

「一諾千金」＝「約束は守るべき」の意識が高い人なら、信用できますよね。こちらの使い方は合っています。

 

「類義語」「一諾千金」２つ紹介

季布一諾（きふのいちだく）

（意味）絶対に破られることのない固い約束や承諾のたとえ。また、一度した約束や承諾は必ず守ることのたとえ。
（例文）君との約束は「季布一諾」だから、安心してね。

千金之諾（せんきんのだく）

（意味）約束は千金の価値があるというたとえ。
（例文）彼との約束は「千金之諾」だ。

「対義語」「一諾千金」２つ紹介

軽諾寡信（けいだくかしん）

（意味）軽々しく物事を引き受ける者は約束を守らないことが多く、信用できないというたとえ。
（例文）彼女は「軽諾寡信」だから、約束はしないほうがいいよ。

軽諾は必ず信寡し（けいだくはかならずしんすくなし）

（意味）安請け合いする人は信用できないというたとえ。
（例文）あの人は、約束しても「軽諾は必ず信寡し」で、あてにならないよ。

「英文」「一諾千金」１つ紹介

a promise should be kept at all cost
（意味）約束は絶対に守られなければならない

「まとめ」

「一諾千金」について解説してきましたが、いかがでしたか？

約束したなら、きちんと守らねばなりませんよね。

約束を破ってばかりいる人は、信用できなくなりますよね。

信用は、積み上げるのには時間がかかりますが、失う時は一瞬です。

あとで後悔しないためにも、人との約束はしっかり守って、信用される人になりましょうね。