「危ない橋を渡る」ということわざは、「危険な行為やリスクの高い行動をすることは、うまくいかないことが多い」という意味が含まれます。また、冒険心が過剰で、計画的な判断を欠いた行動には危険が伴うということも示されます。
例えば、「自分の力量を超えたことに挑戦すると、危ない橋を渡っているようなものだ」というように、自分に合わないことに挑戦することは、危険な行為であると警告するために使われます。また、「危ない橋を渡るようなことはしないで、計画的に行動しよう」というように、計画的な行動の重要性を強調するためにも使われます。
あなたは危険な事を承知で何か挑戦したことはありますか?
「危ない橋を渡る」の意味や使い方、由来について徹底解説します!
読み方 | 危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる) |
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意味 | 危険なことをしてでも目標を達成しようとするたとえ |
使い方 | 成功するために危ない橋を渡る |
英文訳 | stick one’s neck out.(危険に首を突っ込む)
go out on a limb(危険を冒す) |
類義語 | 剣の刃を渡る(つるぎのやいばをわたる) |
危ない橋を渡る
「危ない橋を渡る」を渡る由来
今にも壊れそうな危険な吊り橋を渡ることが由来となっています。昔は木とロープでできた吊り橋が主流でした。しかし近年では、鉄骨のものが主流となってきています。使われなくなった吊り橋が腐り果ててしまい今にも落ちそうになっています。その橋を渡る事からできた言葉です。
「危ない橋を渡る」の対義語・由来・使い方
「危ない橋を渡る」の対義語は、「石橋を叩いて渡る」です。見るからに安全な橋を念のため叩いて安全か確認して渡ることが由来とされています。
また、この言葉は人の性格に向けて使う事もあります。慎重な性格の人に、「石橋をたたいて渡るタイプ」と言う使い方をします。
例文1:「この試合に負けたら後がない。石橋を叩いて渡るくらいの気持ちで試合に挑め!」
例文2:「石橋を叩いて渡っていたらチャンスを逃してしまうぞ!」
「意味」危険を承知で挑む
「危ない橋を渡る」とは、ある事をする時に、危険なリスクに冒してでも実行しようとする事を意味しています。
危険な行為は法律に裁かれてしまう事もあります。しかし、全てにおいて法律で裁かれてしまう行為ではなく、成功に近づく為に進んで行くように考え行動することも指します。
「例文」危険なこともしながら頑張ってきた
- 過去の成功に驕らず、危ない橋を渡るようなことは避けて、慎重に行動しよう。
- チャンスに飛びつく前には、危ない橋を渡るようなリスクがあるかどうかを十分に検討することが大切だ。
- 知識や経験がないまま、危ない橋を渡ってしまうと、後で後悔することになる。
- 仕事において、危ない橋を渡るようなリスクを冒すことは避けて、常に安全な道を選ぶべきだ。
- 大切な判断をする前には、危ない橋を渡るようなリスクを十分に理解することが大切だ。
- 自分にとって難しいことに挑戦すると、危ない橋を渡るようなものだ。自分の限界を理解して行動することが重要だ。
- 大きな投資をする前には、危ない橋を渡るようなリスクがあるかどうかを十分に考えることが大切だ。
- 短期的な利益を追求するあまり、危ない橋を渡るようなリスクを冒してしまうことは避けたい。
- 危険な行動を繰り返す人は、いつか危ない橋を渡るような大きな失敗をすることになる。
- 彼はいつも危ない橋を渡るようなことばかりしているから、いつか大きな失敗をするだろう。
人生は山あり谷あり。
あなたも、これまでを振り返って危険な事を承知で何がに取り組んだことはありませんか?例えば、
・テスト前日の一夜漬け勉強
・借金をして、高級車購入
・逆転勝ちかそのまま負けてしまうかの勝負に出た戦い
人生の中で、時には「危ない橋を渡る」事も大切なことですね。
「使い方」若気の至り
昔はやんちゃしてたなぁ。
ほんとよ!いつも危ない橋を渡ろうとしてたのよね。
今思えば若気の至りってやつだな。
私はいつもハラハラしたんだよ!
すまんかったなぁ
この使い方が覚えやすいのか色々な意見はあると思いますが、この使い方は覚えやすいと考えられます。
「危ない橋を渡る」まとめ
いかがでしたでしょうか?
・「危ない橋を渡る」の意味は、危険を承知で目標を達成しようとすること。
・「危ない橋を渡る」の使い方は、リスクを冒す行為や過去の事を言う時に使う。
何かの為に「危ない橋を渡る」のは必要なことかもしれませんね!
しかし!!!!違反することは決して許されることではないのでしっかり守りましょう!
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