「鵜の真似をする烏（うのまねをするからす）」の意味とは？ことわざの使い方と例文を解説！

本やネットでちょっと勉強すると、なんだかわかったような気分になって、得意げになってしまったことはありませんか？
今は色々な所に情報が溢あふれているので、自分は十分に理解していると錯覚さっかくしていまいますよね。

そんな錯覚さっかくから失敗してしまった…というのが、「鵜うの真似をする烏からす」ということわざです。

 

本記事では、「鵜うの真似をする烏からす」という言葉の意味や類義語、使い方などわかりやすく解説していきます。
意味をよく理解して、知識を深めていきましょう！

読み方	鵜の真似をする烏（うのまねをするからす）
意味	自分の能力を省かえりみず、人の真似をして失敗すること
使い方	真似をしたけど上手くいかなかったとき
英文訳	The jay is unmeet for a fiddle.（カケスはバイオリンに似合わない）
類義語	雁がんが飛べば石亀も地団駄じたんだ／身の程を知れ

 

鵜うの真似をする烏からす

 

「意味」自分の能力を省かえりみず、人の真似をして失敗すること

能力もないのに、人の真似をして失敗することが、「鵜うの真似をする烏からす」の意味です。

 

「使い方」真似をしたけれど上手くいかなかったとき

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]その髪型と服装はどうしたんだ！[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]雑誌に、とっても素敵なシニアモデルが載のっていたので、真似してみたのよ。素敵でしょ！[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]いや～…鵜うの真似をする烏からすになってしまっているよ…[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]えー！そんなに似合っていないのね。ショックだわ…[/chat]

 

この例文のように、人の真似をしたけど失敗したという意味合いで使っています。

 

「例文」自分の能力を過信して失敗したとき

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]自分の能力を見極みきわめなきゃね[/chat]

[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]優すぐれたものを見習うという意味で使うのは間違いじゃぞ[/chat]

 

「類義語」「鵜うの真似をする烏からす」2つ紹介

雁がんが飛べば石亀も地団駄じたんだ

雁がんが飛び立つのをみた石亀が、自分も飛ぼうとしたが、どうにもならなかった。このことから、自分の分際を忘れてむやみに人の真似をする、というのが「雁がんが飛べば石亀も地団駄じたんだ」の意味です。
[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]亀は飛べなくて地団駄じたんだを踏ふんで悔くやしがったんじゃな[/chat]

身の程ほどを知れ

自分にふさわしいかどうか、自分の身分や実力をよく考えて判断した方が良い、というのが「身の程ほどを知れ」の意味です。
[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]高望みをするなってことなんじゃな[/chat]

 

「英文」

The jay is unmeet for a fiddle.（カケスはバイオリンに似合わない）
カケスは無能な鳥、バイオリンは難しい楽器。カケスに限らず、鳥が楽器を弾くわけではないけれど、対照的なものを組み合わせて、能力がないのに難しいことに手を出すことを言っているんですね。
[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]綺麗な鳥じゃが、カケスも烏の仲間なんてビックリじゃな[/chat]

まとめ

いかがでしたでしょうか？

様々な情報から知識を得たり、能力の優すぐれた人を真似て自分を高めていくことは、素晴らしいことだと思います。
ただ、人それぞれの能力には違いがあるので、全てが同じように上手くいくわけではありませんよね。
自分の能力を過信して、鵜うの真似をする烏からすにならないように、注意していきたいと思いました。