「同じ釜の飯を食う」の意味とは?使い方や例文、類義語を徹底解説!

同じ釜の飯を食う
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同じ釜の飯を食うということわざを知っていますか?

映画などではよく聞くかもしれないですが、現実ではあまり馴染みがない言葉かもしれませんね。

本記事では、同じ釜の飯を食う」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!

 

読み方 同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
意味 部活動や、職場などで苦楽を共にした盟友
使い方 彼とは、同じ釜の飯を食った仲なので話さなくても考えがわかる。
英文訳 To live under the same roof.(同じ屋根の下に住む)

To drink from the same cup.(同じ杯で飲む)

類義語 水と油

犬猿の仲

 

目次

同じ釜の飯を食うとは

同じ釜の飯を食う

今ではご飯を炊くときは、炊飯器が主流ですが、昔は釜でご飯を炊いていました。

釜で炊いたご飯を食べるということは、日常生活の表しであります。

「意味」苦楽を共にした仲間

一つ屋根の下で、共に生活をして同じ食卓で食事をしたような、楽しいこともつらいこともともに経験し、気心の知れた信頼関係のある仲間、と言う意味の比喩表現になります。

お互い、会話がなくても考えていることがわかるような関係や、離れていてもお互いを気にし合える人っていいですよね。

このような関係になるまでは、様々な苦節があるのでしょうが、乗りえた先には素晴らしい仲間が出来上がるのでしょう。

「ことわざのイメージ」

学校に通っていても、部活動をしていても仕事をしていても、人は一人ではなく集団で行動する生き物です。

その中でも、同じ釜の飯を食ったといえる人がいるのは素晴らしいことですよね。

「使い方」相手との関係を認識してもらう

 

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]元気ないね。なにかあったの?[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]ちょっと職場で嫌なことが合って…。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]僕でよかったら、相談に乗るよ?遠慮しないで!同じ釜の飯を食った仲じゃないか![/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]ありがとう…!実は…[/chat]

 

この例文のように、自分と相手との信頼関係を表現するのに使っています。

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

「例文」あくまでも比喩表現

日々の暮らしや、共に過ごした日々を表した比喩表現です。

「彼とは昨日、同じ釜の飯を食ったよ。」

本当に昨晩、同じ炊飯器で炊いたご飯を食べたのかもしれませんが、比喩としてのこの言葉が広がっているので、本当に食べた時に使うのはあまりよくはありません。

この場合は普通に「共に食事をした」でいいでしょう。

「同期入社の彼とは、同じ釜の飯を食ったので、阿吽の呼吸がとれるよ。」

このように、信頼できる仲間を紹介するときや、その人を励ます時などに使うのが正しい使い方です。

「類義語」同じ釜の飯を食う3つ

糟糠の妻

酒かすや、米ぬかしか食べられないような貧しいころから連れ添った奥さんの事。

一蓮托生

どんな結果が待っていても、最後まで行動を共にするという意味。運命共同体

生死を共にした友

共に死線を潜り抜けた盟友。

「対義語」同じ釜の飯を食う2つ

水と油

かき混ぜても振っても、決して混ざり合わない水と油を、性格の合わない人同士の間柄を例えた比喩。

犬猿の仲

いがみ合うほど仲が悪い、という意味。

本物の犬と猿はそこまで仲が悪いわけではないですが干支の並びなどの諸説があります。

「英文」同じ釜の飯を食う2つ

To live under the same roof.

同じ屋根の下に住む、という意味。まさしく、苦楽を共にする構図ですね。

To drink from the same cup.

同じ杯で飲む、という意味。日本にも、交友を深める時にお酒を飲む、杯を交わすという言葉がありますね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

・苦楽を共にした信頼関係のある人に使う言葉。

・まるで一緒に住み、同じ食卓を共にしたという比喩表現

人に紹介するときその人との仲を再認識するために使用できる言葉。

このように、お互いの信頼関係を再認識できる素晴らしいことわざですね。

ただ、いろいろな人にいいすぎては八方美人はっぽうびじんに思われるかもなので、使い過ぎ言い過ぎは注意が必要ですね。

この記事を読んで、同じ釜の飯を食った友は大切にするようにしましょう。

 

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