果報は寝て待て(かほうはねてまて)とは?意味や例文、使い方を徹底解説

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果報は寝て待て、よく聞く言葉ですが意味を知っていますか?寝ているだけで良いことが舞い込んでくる?そんな風に何となく使っている方も多いのではないでしょうか?

 

本記事では、「果報は寝て待て」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!

 

読み方 果報は寝て待て(かほうはねてまて)
意味 運というものは人の力ではどうにもできないものだから、あせらずに時機を待つのが良いということ
使い方 やれることはやったのだから、結果は後からついてくる
英文訳 Everything comes to him who waits
類義語 運は寝て待て/待てば海路の日和あり

 

目次

果報は寝て待て(かほうはねてまて)

果報は寝て待て

果報」とは、仏語で前世での行いの結果として現世で受ける報いのこと。 転じて、運に恵まれて幸福なことをいう。 「寝て待て」といっても、怠けていれば良いという意味ではなく、人事を尽くした後は気長に良い知らせを待つしかないということ。ちなみに、よく間違われるものとして「家宝は寝て待て」これは間違いです。

有名な芥川龍之介も、「まあ、そんなに急がないで、大船に乗った気で待っているさ。果報は寝て待てって言うじゃないか」と妖婆で書いています。

 

「意味」人事を尽くした後は気長に良い知らせを待つしかないということである

果報とは前世での行いということ。つまり日頃の行い、これまでの努力と解釈して良いでしょう。寝て待てというのは、本当に眠っていれば良いということではなく、焦らず結果を待つのみということです。

「ことわざのイメージ」

仕事で社運を賭けた一大イベントの担当だ!リサーチから始めて事前準備も完璧にやった!でも何か抜けているんじゃないか?何か分からないけれど不安で仕方ないってことありますよね。

でも、前日になって色々見直し、組み直しを焦ってしたところで間に合わないし結果は変わらない。

あとは落ち着いて自信を持って当日のイベント成功を願うのみ!

 

「使い方」不安で眠れないとき

 

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]明日は会社の大事なイベントがあるんだろ?[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうなの。出来ることは全部やったけど、どうしても不安なの。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]やれることは全てやったなら大丈夫だよ。きっと成功するさ![/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうね、果報は寝て待てっていうしね!明日のために今日は早く寝ようかな![/chat]

 

この例文のように、出来る限りのことはしたけれどどうしても不安でバタバタしてしまう。けれど、どうやっても結果は変わらないし努力したことへの良い結果は後から付いてくるから気長に待ちましょうという意味合いで使っています。

「例文」勘違いしやすい使い方

この言葉は何かを頑張った、努力したから結果は後から付いてくるという意味です。

なので、何もせずに寝ていたら良いことが舞い降りてくる、宝くじが当たるということではないので注意が必要です。

果報は寝て待てと言うから、強く成功を願ってさえいれば何もせず寝ていても大丈夫さ!

考えれば分かることですが、何もしていないのに良いことが起こることなんてありませんよね。

仕事や勉強において、自分の力を全て出し切った!結果は後から付いてくる。果報は寝て待てと言うことだ!

 

「類義語」果報は寝て待て(かほうはねてまて)2つ

 

運は寝て待て(うんはねてまて

幸福は運によるもので、人の力ではどうにもならず、自然にやってくるのを気長に待つのがよい、ということ。

例:焦っても仕方ないから、タイミングを待とう

 

待てば海路の日和あり

 

例:たとえ悪いことが続いていても、待っていればいい日がやってくる

 

「対義語」果報は寝て待て(かほうはねてまて)2つ

蒔かぬ種は生えぬ

種をまかずに、いくら待っていても、芽がでることはありません。
なので、努力無しで結果を待っていても無駄なことということです。

例:全くテスト勉強をしていないんだから100点が取れるわけがない

 

虎穴に入らずんば虎子を得ず

例:危険なことを恐れて何もしなければ大きな成果は得られない

 

「英文」果報は寝て待て2つ

Everything comes to him who waits(待てば良いことがやってくる)

Good things come to those who wait(待つ者はどんなことも叶う)

まとめ

いかがだったでしょうか?

・努力の結果は後から付いてくる

・終わったことに対して焦っても仕方ない

・何事にもタイミングがありそれを待つ

「果報は寝て待て」よく聞くフレーズですがちゃんとした意味が分かると、ちょっとした会話の中でも使って見たくなりませんか?仕事で頑張っている同僚であったり、合否を待つ受験生に笑顔で「頑張ったんだから、大丈夫だよ。果報は寝て待てって言うでしょ?」なんて声掛けしたくなりますね。

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