「挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)」ということわざを知っていますか?
よく見るけど、ことわざの意味は分からない…なんて方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、「挨拶は時の氏神」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、「挨拶は時の氏神」マスターになっているでしょう!
読み方 | 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ) |
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意味 | 喧嘩や争いごとの際に仲裁してくれる人がいたら、それに従うのがよいということ。 |
使い方 | 友人のいうことを素直に聞いたことが良いとき |
英文訳 | Blessed are the peacemakers.
(神の祝福を得るべき者、それはいさかいの調停者) |
類義語 | 仲裁は時の氏神/仲人は時にとっての氏神 |
対義語 | 挨拶を上げる |
挨拶は時の氏神
ここで使われている「挨拶」とは、争いごとが起こった時に両者の間を橋渡しすることを指します。
また「氏神」にはいくつかに意味があります。
- 神として祀られた方の祖先
- 神として祀られたに縁のある神社
- 土地の住んでいる人々を守る神様
以上をまとめると、橋渡ししてくれる人は、氏神様のようにありがたい存在ということです。だからこそ、仲裁してくれる方のいうことにはちゃんと従うことをおススメします!
(1)類義語
- 仲裁は時の氏神
- 仲人は時にとっての氏神
どちらも争いが起きたときの仲裁には従った方が良いという意味が込められています。
(2)対義語
挨拶を上げる
ここでの「挨拶」も両者の橋渡しすることです。また「あげる」とは、やめるという意味を持っています。
「意味」争いごとが起きたときの仲裁には従うべきである
争いごとが起きたときは、中々人の意見に耳を傾けることが出来ないですよね。
しかし
[jin_icon_bulb color=”#e9546b” size=”21px”]仲裁をしてくれる人はありがたい存在であるため、その仲裁には従った方が良いという意味です。
「ことわざのイメージ」
争いごとや喧嘩をしてしまった時は、たとえ自分が悪いと分かっていても謝ることは難しいですよね。
そんな時に橋渡しをしてくれる人が現れたのに、その機会を無駄にしてしまっては後で謝ることが余計難しくなってしまうと思います。
だから、せっかくの機会を逃さずに仲裁者のいうことには従うべきだということが読み取れますね。
「使い方」争いごとが起きたとき
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]なんで喧嘩になったのじゃ?[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]夫に少し家事を手伝ってほしいと言ったら、疲れているから無理と言われて。。それで口論になったんです。[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]なるほど。それはどっちが悪いということではなく、きちんと話し合っていく必要があると思うがな。仲直りして、話し合うと良いぞ。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうですよね。きちんと話し合います!(挨拶は時の氏神だしね。)ためぞうさん、ありがとうございます![/chat]
この例文のように、橋渡ししてくれた人のいうことには従っておいた方が良いという意味合いで使っています。
これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。
「例文」挨拶は時の氏神(悪い例・良い例)
・挨拶は時の氏神だ。明るく挨拶をすればいいことがあるだろう。
ここで使われている「挨拶」は、私たちが普段使っている「挨拶」の意味ではないことに注意しましょう。
・挨拶は時の氏神だ。素直に友人の言うことを聞いた方が良い。
・争いが起こっている場面に出くわし、挨拶は時の氏神と思い仲裁をしたら、無事仲直りさせることが出来た。
「英文」Blessed are the peacemakers.
Blessed are the peacemakers.(神の祝福を得るべき者、それはいさかいの調停者)
- Blessed:祝福された
- peacemakers:調停者
「挨拶は時の氏神」まとめ
いかがでしたでしょうか?
仲裁に入ってくれた人のいうことはしっかりと聞いた方が良い。
「挨拶は時の氏神」にはこのような意味がありましたね。皆さんも間違った使い方をしないように文字だけで判断せず、きちんと意味を知っておきましょう!
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