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皆さんは「煩悩の犬は追えども去らず」ということわざを知っていますか?
煩悩はいくら追い払っても犬のようにつきまとって離れないのことのたとえです。
それでは意味や使い方を覚えていきましょう。
- 意味 人の煩悩はいくら追い払っても犬のようにつきまとって離れないたとえ
- 使い方 一つの事を考えたいのだが、あれもこれもと欲がまみれてしまうとき
- 由来 煩悩の犬は追えども去らず 菩提の鹿は招けども来ず
読み方 | ぼんのうのいぬは おえどもさらず |
ローマ字 | bonnnounoinuha oedomosarazu |
意味 | 煩悩はいくら追い払っても飼い犬のように纏わりついて離れないということ |
使い方 | 一つの事を考えたいのだが、あれもこれもと欲がまみれてしまうとき |
類義語 | 菩提の鹿招けども来たらず |
対義語 | なし |
英文 | Ambition is the last affection a noble mind can put off |
「煩悩の犬は追えども去らず」とは
「意味」欲望がつきまとって離れないこと
「煩悩の犬は追えども去らず」とは欲望が人の頭から離れないのを、追い払っても飼い主についてくる犬にたとえた言葉です。
わんちゃんとおうちで暮らしている人は思い描きやすいのではないのでしょうか。
どこに行くにもついてきて、飼い主にぴったりと張り付いてくる。
とても従順な犬を思い浮かべるとわかりやすいですね。
猫ちゃんだとずっと一緒にいるというよりは、たまに飼い主に擦り寄り、あとは自分の気の向くまま寝たり遊んだり自由に生きているイメージが強いですよね。
犬や猫の性格によるのでしょうが、だいたいのイメージでは張り付いて来るのは犬のほうだと思うので、このことわざでは犬が使われています。
この、犬がぴったりと張り付いているさまが欲望がつきまとって離れないことに似ているのではないのでしょうか。
ことわざのイメージ
・ゲームがしたい。だけど漫画も読みたいし、アニメも見たい。」
煩悩の犬は追えども去らずの「使い方」
次は使い方について見ていきましょう。
「煩悩の犬は追えども去らず」は普段なかなか使うこともなければ聞くことも少ないことわざだと思うので、
ここでは欲望にまみれているさまを思い浮かべながら使っていきましょう。
だいたいが一つの事を考えたいのだが、あれもこれもと欲がまみれてしまうときに使うとわかりやすいでしょう。
それでは次の、結婚生活の長い二人のある寒い日の会話を覗いて見ましょう。
今日は寒いから鍋でも食べようか。
鍋ですか、それはええですね。
寄せ鍋にしようか、いや水炊き鍋もいいな。
あ、ちゃんこ鍋も捨てがたい。
ん~これは悩むなぁ…
相変わらず欲望にまみれていること。
ふふふ。まるで煩悩の犬は追えども去らずね。
仲の睦ましい会話ですね。
ここでは鍋がしたいおじいさんがどんなお鍋がいいかとても悩んでいますね。
これだけで大変欲望にまみれているさまが見てとれます。
このように「~したい。だけど~もしたいし~もしたい。」と使うとわかりやすいです。
良い例と悪い例「煩悩の犬は追えども去らず」
「煩悩の犬は追えども去らず」の悪い例
ゲームもしたしアニメも見たから、今日から空いている時間は勉強にあてよう。まるで煩悩の犬は追えども去らずだな。
「煩悩の犬は追えども去らず」の良い例
今日から空いている時間は勉強に充てよう。でもゲームもしたいしアニメも見たいからやっぱり明日からにしよう。まるで煩悩の犬は追えども去らずだな。
「由来」菩提の鹿は招けども来たらず
「煩悩の犬は追えども去らず」は元々「煩悩の犬は追えども去らず」と「菩提の鹿は招けども来たらず」
がワンセットで使われていました。
ですが長いことわざなので、きっと「煩悩の犬は追えども去らず」だけを覚えるようになったのではないでしょうか。
「英文」煩悩の犬は追えども去らず 1つ紹介
Ambition is the last affection a noble mind can put off.
(野心というものは、高貴な精神の持ち主でもなかなか遠ざけることができない激情である)
まとめ
「煩悩の犬は追えども去らず」について触れてきましたが、少しでも知ることはできたでしょうか?
要点といたしましては…
- 意味 煩悩はいくら追い払っても飼い犬のように纏わりついて離れないということ
- 使い方 一つの事を考えたいのだが、あれもこれもと欲がまみれてしまうとき
このように覚えて下さいね。。
ここまで見ていただきありがとうございました。
お疲れさまでした。
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