みなさん、こんにちは!
この記事では「棒に振る」ということわざについて解説していきます
聞いたことはあるけど意味を説明できない、使い方は合っているのかな?と思われている方も多いかもしれませんね。
でも大丈夫!ここで「棒に振る」の意味と使い方を一緒に学びましょう!
「棒に振る」の意味は、これまでの努力や苦労を無にしてしまうことです。
この記事では以下のことが学習できます↓
- 「棒に振る」の意味
- 「棒に振る」の使い方
それでは、ここから詳しく解説していきますよ!
読み方 | ぼうにふる |
ローマ字 | bou ni huru |
意味 | これまでの努力や苦労を無にしてしまう |
使い方 | 私は寝坊して1日を棒に振った。 |
類義語 | 元の木阿弥、水の泡になる |
対義語 | 実を結ぶ |
英文 | I wasted all day sleeping. |
棒に振るとは
魚や青物を入れた天秤棒を担ぎ売り歩くことを「棒手振り(ぼてふり)」と言います。
この棒手振りで物をすべて売り払い、なくなることに由来しています。
「意味」これまでの努力や苦労を無にしてしまう
「棒に振る」は、これまでの努力や苦労を無にしてしまうことを意味します。
言い換えると以下のようなイメージですね。
ことわざのイメージ
・無駄にする
・ダメにする
・パーになる
・台無しにする
「使い方」これまでやってきたことを無駄にしてしまう
「棒に振る」は、無駄にする・台無しにする・ダメにするといったイメージで使われます。
学生時代、引退試合前の練習中に骨折をしてしまってな。
あら、そうだったのね。
無理に練習を続けようとしていたら、
「今は治療に専念しろ、これまでの3年間を棒に振る気か!!」
ってチームメイトに怒られたなあ。
良いチームメイトねえ。それまでの努力を棒に振ることにならなくて良かったわね。
良い例と悪い例「棒に振る」
「棒に振る」悪い例
なんでこんな物を買ったのだろう。お金を棒に振ってしまった。
お金は、「これまでやってきたこと」や「これまでの苦労」ではないので、間違った使い方です。
「棒に振る」良い例
彼は、盛大に寝坊してせっかくのチャンスを棒に振ってしまった。
これまで積み上げてきたことに対するチャンスを無駄にしてしまったという意味になっているので良い使い方です!
「類義語」棒に振る2つ紹介!
元の木阿弥(もとのもくあみ)
類義語である「元の木阿弥」とは、一旦よくなったものが、再びもとの状態に戻ることを意味します。
水の泡になる
類義語である「水の泡になる」とは、せっかくの努力が無駄になることを意味します。
こちらのほうが馴染みがあるかもしれませんね!
「対義語」 実を結ぶ
対義語である「実を結ぶ」とは、努力の分だけ十分な結果が生まれることを意味します。
例:長年の苦労がやっと実を結んだ。
「英文」I wasted all day sleeping.
「棒に振る」を英語で使う場合、以下のようになります。
I wasted all day sleeping.
意味:1日中寝てしまい、1日を棒に振った。
「無駄にする」という意味で使われていますね。
まとめ
ここまで「棒に振る」の意味と使い方を学んできましたが、いかがだったでしょうか?
これまでを棒に振らないように、再度おさらいしておきましょう!
- 意味:これまでの努力や苦労を無にしてしまう
- 使い方:せっかくのチャンスを棒に振ってしまった。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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