亡羊の嘆ということわざを知っていますか?
中国戦国時代に、ある思想家が嘆いたことによってできたことわざになります。
本記事では亡羊の嘆(ぼうようのたん)の意味や使い方をわかりやすく説明していきます!
- 意味
- 使い方
- 類義語・英文
読み方 ぼうようのたん | |
ローマ字 BOUYOUNOTAN | |
意味 学問の道が多方面に分かれていて真理に到達すのが難しいこと・途方に暮れること | |
類義語 多岐亡羊・岐路亡羊 | |
対義語 | |
英文 In too much dispute truth is lost.(論じすぎると真理が見失われる) |
亡羊の嘆とは
中国戦国時代の思想家、楊朱(ようしゅ)の隣の家から羊が逃げ出してしまった。大勢で羊を追いかけたが道が分かれていて見失ってしまった。そのことに対し楊朱が「学問の道もいくつにも分かれていてわからなくなってしまう」と嘆いたことが由来。
「意味」道がたくさんあって真意に到達するのが難しいこと
亡羊=学問の道は多方面にあるから真意に到達すのは難しいこと
嘆=なげく・ため息をつく
まさに人生で使えることわざではないでしょうか?
・やりたいことがあって挑戦したがやり方がわからず前に進めない
ことわざのイメージ
途方に暮れる・ため息
「使い方」相談した時
はあ〜〜〜困った。。。
何をそんなにため息ばっかりついてどうしたんじゃ?
お店を開きたいんじゃが、やることが多すぎてどこから手を出したらいいのか分からなくなってしまったんじゃ。。。
まさに亡羊の嘆になっているのじゃね。冷静になって一つ一つできることからやっていくことが大事じゃよ
良い例と悪い例「亡羊の嘆」
「亡羊の嘆」悪い例
亡羊の嘆だが、やるべきことが分かっている
「亡羊の嘆」良い例
お店を経営しているがやり方が合っているのか亡羊の嘆になってしまった
「類義語」 亡羊の嘆 1つ紹介
多岐亡羊
→方針が色々あってどうしたらいいか迷うこと
例文
→オリジナル商品を作るのだが色や小物など一つ一つ指定しなければいけなくて多岐亡羊になりそうだ。
多岐亡羊はやるべきことが分かっていてどちらかで究極に悩む時に使われることが多いです◎
「英文」亡羊の嘆 紹介
In too much dispute truth is lost.(論じすぎると真理が見失われる)
まとめ 亡羊の嘆
再度、意味と使い方や要点をまとめていきます。
- 意味 何から手を出していいのか分からない・途方に暮れてしまう
- 使い方『やるべきとが多すぎて亡羊の嘆になっていたが恩師の助言で的を縛ることができた』
何かにチャレンジするときに亡羊の嘆になってしまうことあると思います。成功するには悩んでそこから解決策が生まれて成功に近づくかもしれませんね!人生長いですが亡羊の嘆になっている時は一度立ち止まって自分が本当は何がしたいのか考えるのもいいかもしれません。
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