毒をもって毒を制す(どくをもってどくをせいす)の意味とは?使い方や例文を徹底解説!

毒
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あなたは毒をもって毒を制す(どくをもってどくをせいす)ということわざを知っていますか?

意味は「悪を除くのに、他の悪を利用することのたとえ」です。

このことわざはよく本などで使われたりするので知っている人も多いと思います。

本記事では、「毒をもって毒を制す」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。

読み方 毒をもって毒を制す(どくをもってどくをせいす)
意味 悪を除くのに、他の悪を利用することのたとえ
使い方 悪いものに悪いものを与えて抑え込むとき
英文訳 Contraries cure contraries
類義語 盗人の番には盗人を使え

火は火で治まる

 

目次

毒をもって毒を制すとは

薬, 毒, ハロウィーン, 怖い, ホラー, 不気味な, 休日, 悪の, 10月
[box03 title=”由来”]毒にかかった人の治療で、別の毒を使って解毒することから、悪を滅ぼすために別の悪を利用するということ。
宋代の禅書『嘉泰普灯録かたいふとうろく』に「機を以て機を奪い、毒を以て毒を制す」とあるのに基づいている。「毒を以て毒を攻む」ともいう。[/box03]

「意味」悪を除くのに、他の悪を利用することのたとえ

ベニテングタケ, きのこ, 赤いフライAgaric茸, 毒, 斑点, 秋

毒をもって毒を制すの意味は「悪を除くのに、他の悪を利用することのたとえ」です。

「制す」は抑えるを表します。

「ことわざのイメージ」

悪いものに悪いものを利用して抑えるというイメージです。

「使い方」悪いものに悪いものを与えて抑え込むとき

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]あの人は何の罪もない人を苦しめていて許せない。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]毒をもって毒を制すというから同じように苦しめてやろう[/chat]

「例文」悪い例・良い例

毒をもって毒を制すというので毒を盛って制してやった。

「もって」の意味は「盛る」ではないので間違いです。

罪のない人を苦しめるような悪人には、毒をもって毒を制すことも必要だ。

「類義語」毒をもって毒を制す・2つ紹介

盗人の番には盗人を使え

盗難を防ぐためには、盗む手口をよく知っている盗人を見張り番にするのがいい。 どんなことにも経験者を使うのが効果的だということ。

火は火で治まる

火が広がるのを防ぐためには、周囲を火で焼き払うのが効果的であるのと同じように、悪を防ぐためには悪を使うと上手くいくというたとえ。

「英文」Contraries cure contraries

Contraries cure contraries

反対物は反対物を治療するという意味

まとめ

ここまで毒をもって毒を制す(どくをもってどくをせいす)の意味や使い方について述べてきました。

もっての意味を毒を盛ると間違えないように気を付けてくださいね。

意味:悪を除くのに、他の悪を利用することのたとえ

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