『破竹の勢い』の意味・使い方・例文を徹底解説します。

破竹の勢い
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『破竹の勢い』てどんな勢い?

  • 割れ方のすごさがわかること。
  • 勢いの凄まじさがわかること。
  • 圧倒される強さがわかること。

本記事では『破竹の勢い』の詳しい解説をしていきます。

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読み方はちくのいきおい
意味猛烈な勢い。止めることができない勢い。
使い方開発商品がヒットし破竹の勢いで、他社を抜きに出て企業が成長している。
類義語飛ぶ鳥を落とす勢い
草木もなび
対義語見る影もない
吹けば飛ぶような
英文He is ready to leap over nine hedges.
目次

破竹の勢いとは

『由来・語源』

意外と「破竹の勢い」の由来は知られていないものです。「三国志」の終焉となる呉平定戦で、晋の将軍、杜預とよの言葉により「破竹の勢い」という故事成語が誕生したのです。【意外と知らない三国志故事】をご覧になりながら、歴史を背景に、ことわざの由来を楽しんでください。

【意外と知らない三国志故事】 破竹の勢い杜預とよによる呉平定戦~

引用元:https://rekijin.com/?p=13235

「意味」猛烈な勢い

破竹の勢い

破竹の勢いとは、猛烈な勢いをさしています。

これは、「刃物で竹を割ると、最初の一節が割れればあとは一気に割れてしまい、勢いをとどめることができない」ということからきています。

ことわざのイメージ

「だれもが圧倒されてしまうほどの勢いで、とどめることができない。」というようなイメージ。

「使い方」止めようがないほど激しい勢いに対して使う

なるぞう

フィギュアスケートのあの子、すごいね。

なるこ

ジャンプはどんどん進化していて、演技力は誰もが魅了みりょうされているわ。

なるぞう

圧倒的な得点差で優勝するだろうね。

なるこ

ああいうのを『破竹の勢い』って言うんだわ。

良い例と悪い例「破竹の勢い」

「破竹の勢い」良い例

塾に行きだしてから、破竹の勢いで成績が学年トップになった。

「破竹の勢い」悪い例

破竹の勢いのように、子供の身長は伸びるのが早い。                    

『解説』破竹の勢いということわざの意味は、単に勢いを強調したものでなく、他と比べて圧倒的な差がついて、頂点に達していると言っても良いくらいに世間に認められているということ。

「類義語」破竹の勢い2選

飛ぶ鳥を落とす勢い・・・空高く飛んでいる鳥であっても、地に落とすほどの力があるということ。
草木もなび・・・威風・威勢が盛んで、すべてのものがなびき従うということ。                どちらも権力や威勢がとても盛んで、たいていの人が従うことのたとえ。

「対義語」破竹の勢い2選

吹けば飛ぶような将棋の駒

見る影もない・・・以前に比べてみすぼらしくなっていること。                           吹けば飛ぶような・・・頼りなげで貧弱なようすのこと。                         どちらもみすぼらしく見るに堪えないことのたとえ。

「英文」He is ready to leap over nine hedges. 

「hedge」とは生垣いけがき(生きている木を並べて植えて垣根にしたもの)。

「Leap」はジャンプする。           「be ready to~」は~する準備ができているという意味。

直訳は、「9つもの生垣を飛び越えんとする勢い

まとめ

ここまで『破竹の勢い』について解説してきましたが、いかがでしたか?                         

それではおさらいです。

  • 意味は、猛烈な勢いや止めることができないほどの、凄まじい勢いのこと。
  • 使い方は、他者を寄せ付けないほどの圧倒的な勢いで、誰もが認めざるを得ないほど勝ち進んでいるような時に使う。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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