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「灰吹きから蛇が出る(はいふきからじゃがでる)」ということわざ、皆さんは使ったことや聞いたことがありますか?
「灰吹きから蛇が出る」とは「意外なところから意外なものが出る」ことを言います。
また、「灰吹き」という言葉も、今ではあまり聞きなれませんが、これは「タバコの吸い殻を入れる筒」のことです。
- 予想していなかったことが起こる
- ちょっとしたことが思いがけない結果を引き起こすこと
- わずかなことが大事に至る
「予想外」「意外」「想像していなかった」など、通常では起こり得ないことが起こるようなシーンで使われます。
今回の記事では、「灰吹きから蛇が出る」について類義語や英文、使い方を詳しく解説していきます。
読み方 | はいふきからじゃがでる |
ローマ字 | Haifuki kara ja gaderu |
意味 | ・意外なところ意外なものが出ること ・思いがけないこと、想定外のことが起こること ・ちょっとしたことが思いがけない結果を引き起こすこと |
使い方 | 通常では起こり得ないことが起こるシーンで使う |
類義語 | ・灰吹きから竜が上る(はいふきからりゅうがのぼる) ・瓢箪から駒が出る(ひょうたんからこまがでる) |
対義語 | ー |
英文 | Mows may come to earnest.(冗談で言ったことが本物になることがある) |
灰吹きから蛇が出るとは
「意味」意外なところ意外なものが出ることのたとえ
「灰吹きから蛇が出る」は、予想もしていなかった意外なところから意外なものが出る、というたとえです。
それから転じて「ちょっとしたことが思いがけない結果を招くこと」という意味でも使われます。
この時の予想外の結果は、良い結果と悪い結果の両方に使用できます。
ことわざのイメージ
普通ではまず予想ができないこと(良いこと、悪いこと)が、これまた予想できない場所から出てくるイメージ
「使い方」完全に予想外・想定外のシーンで使う(予想可能なシーンではNG)
さっき、隣の次郎さんに聞いたんじゃがの
おや、次郎さんが何と?
何でも、裏山の井戸から温泉が湧いたそうな!
は!?裏山の?それも井戸から?
なんでそんなところから?
そうなんじゃ。何でそんなところから温泉が・・・
まさに灰吹きから蛇が出たようなもんじゃよ!
良い例と悪い例「灰吹きから蛇が出る」
「灰吹きから蛇が出る」良い例
交通事故の後遺症で、もう二度と歩けないと診断されていたのに、奇跡的に歩けるようになった。
本当に灰吹きから蛇が出たようなものだ。
「灰吹きから蛇が出る」悪い例
今日は一日中曇りかと思っていたけど、夕方になって雨が降り始めるなんて、灰吹きから蛇が出るようなものだね。
「灰吹きから蛇が出る」を使うときの状況は「(まったく想像のできない)予想外のことが起きた」という状態です。
そのため、ちょっとでも予想ができること、予想できそうなことに対して使うのは間違いとなります。
類義語を2つ紹介「灰吹きから蛇が出る」
灰吹きから竜が上る
「思いがけないことが起こる」というたとえです。
瓢箪から駒が出る
「予想外のことや通常ではありえないことが起こること」のたとえを意味します。
英文を1つ紹介「灰吹きから蛇が出る」
Something unexpected has happened.
この英文は「思いがけないこと(予想しないこと)が起こった」という意味です。
- unexpected 「予期しない」「意外な」または「突然の」
- happened 「起きた」
また unexpected を「impossible」に変えて Something impossible has happened「不可能な事が起こった」と言うこともあります。
まとめ
ここまで「灰吹きから蛇が出る」を解説してきました。
あまり聞きなれないことわざだったと思いますが、意味が分かれば比較的使いやすいことわざだったのではないでしょうか。
なお、あくまでも「予想外」のシーンで使用することわざです。
意外な出来事でも、予想ができそうな事象には使わないようにしましょう。
- 意味 意外なところ意外なものが出ることのたとえ
- 使い方 完全に予想外・想定外のシーンで使う(予想可能なシーンではNG)
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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