腹八分目に医者いらずの意味とは？例文や使い方・類義語を詳しく解説！

「腹八分目に医者いらず」ということわざを聞いたり、使ったりした事はありますか？

お腹いっぱいになるまで食べるよりも、八分目位に控えて食べる方が体に良いという、暴飲暴食を戒めることわざです。

「腹八分目」とはよく聞きますが、そのあとに続きがあることは、あまり知られていないのではないでしょうか。

こんな経験はありませんか？

このような暴飲暴食を戒める時に使うことわざが「腹八分目に医者いらず」です。

本記事では「腹八分目に医者いらず」という言葉の意味や使い方について解説していきます。

読み方	はらはちぶんめにいしゃいらず
ローマ字	hara hatibunme ni isya irazu
意味	お腹いっぱいになるまで食べるよりも、八分目位に控えて食べる方が体に良い
使い方	暴飲暴食を戒めていう
類義語	小食は長生きのしるし／節制は最良の薬
対義語	大食は命の取り越し
英文	Feed by measure and defy the physician./Measure is medicine./Much meat, much disease.

「腹八分目に医者いらず」とは

５０００年の歴史を持つヨガの教義で、「腹八分目に医者いらず。腹六分目で老いを忘れる。腹四分目で神に見近づく」と続きます。

「意味」満腹になるまで食べるよりも、八分目位に控えて食べる方が健康に良い。

「使い方」暴飲暴食を戒めていう時

良い例と悪い例「腹八分目に医者いらず」

「腹八分目に医者いらず」良い例

美味しそうな料理がたくさん並んでいるのでどれもこれも食べたいが、「腹八分目に医者いらず」というから、食べすぎないように注意しよう。

「腹八分目に医者いらず」悪い例

「腹八分目に医者いらず」というから、今日から野菜しか食べないダイエットをして健康になろう。

これでは栄養が偏ってしまい、健康どころが病気になってしまいますね。「腹八分目」とは少ししか食べないという事ではなく、たくさん食べすぎないという事です。気を付けたいですね。

「類義語」を2つ紹介「腹八分目に医者いらず」

小食は長生きのしるし（こしょくはながいきのしるし）

飲食を節制していると、長生きができる。

節制は最良の薬（せっせいはさいりょうのくすりなり）

節制をして質素な暮らしをすることが、最も健康に良い。

「対義語」を紹介「腹八分目に医者いらず」　

大食は命の取り越し　　（食べすぎは命を縮める）

「英文」を3つ紹介「腹八分目に医者いらず」　

Feed by measure and defy the physician.

（適度に食べて医者を無視せよ）

Feed by measure「手段によって食べなさい」　defy the physician「医師に反抗しなさい」

Measure is medicine.

（程よさは薬である）

Measure「手段」　medicine「医学」

Much meat, much disease.

（食べ物が多ければ病気も多い）

meat「肉」　disease「病気」

まとめ

ここまで「腹八分目に医者いらず」ということわざを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？

美味しいものをお腹いっぱい食べられるのは、とても幸せなことですね。でも、それを毎日続けていて健康を害してしまっては、元も子もありません。日ごろから「腹八分目に医者いらず」を心掛け、健康に過ごしたいですね。

この記事を参照して、少しでも自分の健康に気を使われるきっかけになっていただけたら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。