皆さん、こんにちは!
いきなりですが、「八面六臂」ということわざを聞いたことがありますか?
皆さん、こんにちは!
いきなりですが、「八面六臂」ということわざを聞いたことがありますか?
まず読み方がわからないという方が多いかと思います。
八面六臂(はちめんろっぴ)と読み、SKY-HIさんのライブ「SKY-HI HALL TOUR 2022 -八面六臂-」で初めて聞いたという方もいるかも知れませんね。
八面六臂の意味は、多方面で際立った活躍をすること、一人で何人分もの活躍をすることです。
この記事をお読みいただくと、以下のことが理解できます◎
- 八面六臂の意味、由来
- 八面六臂の使い方
それではここから詳しく解説していきます!
読み方 | はちめんろっぴ |
ローマ字 | hathimen roppi |
意味 | 多方面で際立った活躍をすること 一人で何人分もの活躍をすること |
使い方 | 八面六臂の働きをする |
類義語 | 縦横無尽 |
英文 | To be outstanding in many fields. |
八面六臂とは
由来:3つの顔と6本の腕を持つ仏像=三面六臂
阿修羅像など、3つの顔と6本の腕を持つ仏像を「三面六臂」といい、八面六臂のもととされています。
「意味」多方面で際立った活躍をすること
「八面六臂」は、多方面で際立った活躍をすること、一人で何人分もの活躍をすることを意味します。
「面」は顔、「臂」は腕やひじを表します。
元は3つの顔と6つの腕を持つ仏像をイメージした「三面六臂」という言葉がありました。
実際には8つの顔と6つの腕を持つ仏像は存在しませんが、多方面の意味を強めるために「八面六臂」ということわざが生まれました。
ことわざのイメージ
「八面六臂」と聞いて、浮かんだイメージを書き出してみました。
- たくさんの活躍をする
- 優秀である
- 能力がある、仕事ができる
「使い方」優秀な人を褒めるとき
8つの顔と6つの腕を使って多方面で活躍する、何人分もの活躍をするといったイメージから、優秀な人や尊敬できる人に対して褒め言葉として使われます。
この芸能人、昨日はドラマに出ていて今日は歌番組に出ているわ〜最近良く見るわねえ。
そうじゃのう、さらに本も出版しているそうじゃよ。
まあ、八面六臂の活躍ねえ!
良い例と悪い例「八面六臂」
「八面六臂」悪い例
この仏像、顔と腕がたくさんあるよ!これは八面六臂だね。
「顔や腕がたくさんあること」を表す言葉ではないため、これは間違った使い方です。
「八面六臂」良い例
彼は試合でゴールを決め、チームメイトのアシストもして、まさに八面六臂の活躍だった。
「多方面で活躍するさま」、「一人で何人分もの活躍をするさま」を表しているため、これは良い使い方です。
英文「八面六臂」
八面六臂を英文にすると以下のようになります。
・To be outstanding in many fields.
意味:多くの分野で卓越した存在になること
outstanding…屈指の
many fields…多くの分野で
「類義語」 縦横無尽
八面六臂よりも身近なことばかもしれませんね!
類義語である「縦横無尽」とは、自由自在に物事を扱うさま、四方八方思う通りに振る舞うさまを意味します。
まとめ
「八面六臂」の意味と使い方は理解できましたでしょうか?
最後にもう一度おさらいしておきます!
たくさん解説してきましたが、以下2つだけでも覚えられればOKです◎
- 意味:多方面で際立った活躍をすること、一人で何人分もの活躍をすること
- 使い方:優秀な人や尊敬できる人などを褒めるとき(例:彼は八面六臂の活躍をした)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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