皆さんは「蛇稽古」と言うことわざはご存知ですか?
聞いたことはあるけれど、実際に使ったことがない方もいるのではないかと思います。
実は「蛇稽古」とは「稽古事などが長続きしないことのたとえ」を意味します。
本記事では、「蛇稽古」という言葉の意味や使い方、類義語など徹底解説していきます。
読み終える頃には「蛇稽古」を使ってみたくなるかもしれませんよ。
この記事でわかること
- 蛇稽古の意味や由来
- 蛇稽古の使い方(例文)
- 蛇稽古の類義語
新しいことにチャレンジする時などに使われることわざです。
読み方 へびげいこ | |
ローマ字 hebigeiko | |
意味 稽古事などが長続きしないことのたとえ | |
使い方「また習い事を始めるのかい?どうせ蛇稽古になるだろう」 | |
類義語 一暴十寒/三日坊主 | |
対義語 | |
英文 |
蛇稽古とは
「意味」習い事が長続きしない
「蛇稽古」とは習い事が長続きしないことを意味します。
蛇は冬眠する動物で、暖かくなる春に冬眠から目覚めて、寒くなり始める秋には土の中に入ってしまう。
その蛇のように、春に活動を始めて秋にはやめてしまうことから由来がきています。
蛇のように早くに活動(稽古)をやめてしまうこと=「蛇稽古」と言うのです。
ことわざのイメージ
「蛇」と「稽古」で堅苦しいイメージですが日常生活でよくありそうな出来事で身近に感じる。
「使い方」習い事を始めるとき、途中で挫折するのでは
なるこさん、実は新しく
プログラミング教室に通おうと思ってるんだ。
あら、新しいことを始めるなんて
いいことだわ!素敵ね!
周りは若い人が多いし、蛇稽古にならないといいんだが…
今から心配することないわ!
なるぞうさんならきっと素敵な
プログラマーになれるに違いないわ!
良い例と悪い例「蛇稽古」
「蛇稽古」悪い例
せっかく新しいことに挑戦したんだから、蛇稽古になるといいな。
「蛇稽古」良い例
せっかく新しいことに挑戦したんだから、蛇稽古で終わらせてしまったらもったいない。
「類義語」蛇稽古2選
一暴十寒(いちばくじっかん)
少しだけ努力して、あとは怠けることが多いたとえ。また、あるところでは努力し、一方でそれを打ち破るたとえ。
三日坊主(みっかぼうず)
非常にあきっぽく、長続きしないことのたとえ。また、そのような人
まとめ
いかがでしょうか。
今回は「蛇稽古」について解説していきました。
類似語の「三日坊主」は良く聞きますが、それに代わって「蛇稽古」をさらっと使えたら
「この人知ってるな!」とかっこよく思われるかもしれませんね。
日常生活で友人や家族との会話で使えそうな「ことわざ」なので
これを機に新しいことにチャレンジする時に使ってみてはどうでしょうか。
「蛇稽古」の意味と使い方のおさらい
- 意味 習い事が長続きしないこと
- 使い方 習い事を始めるとき、途中で挫折するのではと思ったとき
コメント