みなさんは「左団扇で暮らす(ひだりうちわでくらす)」という言葉を聞いたことがありますか?
生活に余裕がある人の様子を表す時に使っているのではないでしょうか?
- 苦労がない
- のんびりしている
- 豊かなことを表す言葉
生活に心配することなく、のんびりと安楽に暮らすことの例えを表すことわざです。
苦労がないのんびりした生活を表す時に使います。
本記事では、「左団扇で暮らす(ひだりうちわでくらす)」という言葉の意味や類義語、使い方などを徹底解説していきます。
読み方 | ひだりうちわでくらす |
意味 | 生活の心配もなく、のんびりと安楽に暮らすことのたとえ |
使い方 | 老後は左団扇で暮らせるように、今のうちにせっせと働こう |
類義語 | 左団扇(ひだりうちわ) |
対義語 | 身を粉にする |
英文 | live in comfort |
左団扇で暮らすとは
左団扇で暮らすとは?
左うちわは、一般的に、利き手が右手であることから生じた言葉。
引用元:左団扇で暮らす由来
利き手でない左手を使い、うちわや扇でゆっくりあおぐ姿は、あくせく働く必要がなく、ゆったりした生活を送っているよう見える。
そのため、「左うちわ」や「左おうぎ」と言うようになった。
「意味」生活が豊かで気楽な生活を送ること
「左団扇で暮らす(ひだりうちわでくらす)」とは生活に心配することなく、のんびりと安楽に暮らすことの例えを表すことわざです。
おうぎ、団扇でゆっくりあおぐようすは優雅なイメージがしますよね!
また利き手の反対の手であおいで、なおかつ片手であおいでいることからあくせく働く必要がなく豊かなイメージがするので生活が豊かで気楽な生活を送るという意味になったようです。
ことわざのイメージ
優雅なイメージ。豊かなイメージ。
「使い方」働かなくても余裕があり裕福な人のことを指す時に使う
ふん、ふん、ふん♪
お爺さん、やけにご機嫌ですね!
婆さんや遂にやったぞ!
宝くじで3億円当たったぞ。
まー、それはすごいですね!
これから左団扇で暮らしていけますね。
「左団扇で暮らす」良い例と悪い例
「左団扇で暮らす」良い例
老後は左団扇で暮らせるように、今のうちにせっせと働こう
「左団扇で暮らす」悪い例
お金がないので一生懸命働いて左団扇で暮らしています。
▼悪い例解説
・左団扇で暮らすは生活が豊かで気楽な生活を送っている様を表す時に使うのでお金もなく生活に余裕がない時に
使っているので間違っています。
「類義語」 左団扇
意味:利き手でない左手でゆうゆうとうちわを使うこと。転じて、安楽に暮らすこと。
引用元goo国語辞書
「対義語」粉骨砕身
意味:力の限り努力すること。また、骨身を惜しまず一生懸命に働くこと。
引用元goo国語辞書
「英文」左団扇で暮らす
live in comfort
・訳:快適に暮らす
・live in:住み込む
・comfort:くつろぎ
まとめ
「左団扇で暮らす」の解説いかがでしたでしょうか?
左団扇で暮らす生活できたらいいですよね!
羨ましい気持ちが強すぎて「あの人左団扇で暮らせていいよね」なんていってしまうと
嫌味に聞こえてしまうので使う時はご注意くださいね。
それでは改めて、意味、使い方、をもう一度振り返っておきましょう。
- 意味:生活の心配もなく、のんびりと安楽に暮らすことのたとえ
- 使い方:働かなくても余裕があり裕福な人のことを指す時に使う
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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