「人こそ人の鏡」の意味とは?使い方や類義語もあわせて解説!

人こそ人の鏡
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朝起きてから夜寝るまで、1回も鏡を見ない日なんてほとんどないんじゃないでしょうか?

  • 洗顔して歯を磨く時
  • 電車の窓に映る時
  • お店のガラスに映る時

変なところがないか、顔が疲れていないかなど思わず確認してしまうと思います。

ですが、常に確認しておきたいのは外見だけではありません。

今日は「人こそ人の鏡」ということわざをご紹介します。

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読み方ひとこそひとのかがみ
ローマ字hitokoso hito no kagami
意味他人は自分を映す鏡と考え、他人の言動で自分を見つめ直そうということ
使い方他人の姿は自分の手本
類義語殷鑑遠からず/他山の石/前車の覆るは後車の戒め/人の上見て我が身を思え/人の振り見て我が振り直せ/人を以て鑑と為す/善人は不善人の師、不善人は善人の資なり
英文        Every man’s neighbour is his looking-glass.(隣人は鏡である)
目次

人こそ人の鏡

「人こそ人の鏡」

出典は『書経』より、

「人は水に鑑みること無く、当に民に監みるべし」

(水鏡に自分をうつして見ることをせず、人民の声によって我が身を反省するのがよい)

とあるのに基づきます。

引用元 http://kotowaza-allguide.com/hi/hitokosohitonokagami.html

「意味」他人の言動で自分を見つめ直そうということ

「人こそ人の鏡」の意味は、「他人は自分を映す鏡と考え、他人の言動で自分を見つめ直そう」ということです。

人の言動を見て「嫌だな、ああはなりたくないな」と思っても、

気付けば自分も同じことをやってしまっているという経験、誰でもあると思います。

自分を客観的に見ることは難しいです。でも、人の姿ならよ〜く見えますよね

常に「もし自分だったら‥」と考え、自分を見つめ直すことはとても大切です。

ことわざのイメージ

例えば、電車の中で大声で騒いでいる人達がいたとします。

自分はもちろん、周りもとても迷惑そうにしている様子。

それを見て、公共の場では周りへの配慮を大切にしようと思うようなイメージです。

「使い方」他人の姿は自分の手本

もちろん、他人の言動から学びたいのは悪い行いだけではありません

なるぞう

人の顔と名前覚えるん苦手やわ〜。
せっかく名刺もらっても、
後日見返したら全く誰かわからん(汗)

なるこ

うちは忘れへんうちに、
名刺の余白のスペース
話したこととか特徴とか書いとくで。

なるぞう

えっ!そんなんしてるん?

なるこ

ちょっとしたことやけどな。
同郷とか、酒好きとか、娘さん2人のパパとか。
あとスナメリ似とかな(笑)

なるぞう

スナメリww
だからなるこ
いつもいろんな人と会話弾むねんなー!

なるこ

書くことで記憶にも残りやすいしな。
相手も喜んでくれるし、
私も次会えるの楽しみになるねん。

なるぞう

それやったらできるかも。
俺もやるわ!
まさに人こそ人の鏡やな。

良いことも悪いことも、すべて自分を見つめ直すきっかけにしたいものですね。

「類義語」人こそ人の鏡 5つ紹介

次に、「人こそ人の鏡」と似た意味を持つ言葉を5つご紹介します。

殷鑑遠いんかんとおからず

いましめとなる手本は、遠い昔のものを捜さなくてもごく身近にあるということのたとえ。

他山の石たざん   いし

よその山の粗悪な石でも自分の宝石を磨くために使えることから、他人の良くない言動でも自分にとっての戒めにすることができるという意味。

前車の覆るは後車の戒めぜんしゃ くつがえ   こうしゃ  いまし

前を走る車が覆ったら後車は同じ轍を踏まないようにできることから、先人の失敗を参考にすることのたとえ。

人の振り見て我が振り直せひと  ふ   み   わ   ふ  なお

良くも悪くも、他人の振る舞いを見て自分の振る舞いを考えよという意味のたとえ。

善人は不善人の師、不善人は善人の資なりぜんにん  ふぜんにん   し  ふぜんにん   ぜんにん  し

善人は不善人にとって見習うべき師であり、不善人は善人にとって資する(役立てる)べき存在であるという意味。

「英文」Every man’s neighbour is his looking-glass.

「英文」Every man's neighbour is his looking-glass.

Every man’s neighbour is his looking-glass.

意味 隣人は鏡である

まとめ

いかがでしたか?

「人こそ人の鏡」。背筋がピンと伸びるような良い言葉でした。

良いことはまだしも、言いにくいことを言ってくれる存在は少ないものです。

常に自分で自分を正そうという気持ちを持ち続けたいですね。

それでは最後にもう一度おさらいしましょう。

  • 意味 他人は自分を映す鏡と考え、他人の言動を見て自分を見直そうということ
  • 使い方 他人の姿は自分の手本

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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