みなさんは「仏作って魂入れず」といったことわざをご存知でしょうか?
「いちばん肝心なものが抜け落ちていることのたとえ」を意味としております。
以下に解説をして参ります。
この記事でわかること
- 仏作って魂入れずの意味
- 仏作って魂入れずの使い方例(会話式)
- 仏作って魂入れずの類義語
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読み方 | ほとけつくってたましいいれず |
ローマ字 | hotoketsukuttetamashiiireszu |
意味 | いちばん肝心なものが抜け落ちていることのたとえ |
使い方 | せっかくよくできていても肝心な点が抜け落ちると価値がなくなる |
類義語 | 仏造って眼まなこを入れず、画竜点睛を欠く |
対義語 | – |
英文 | Plowing the field and forgetting the seeds. |
目次
「仏作って魂入れず」とは
仏作って魂入れずの「由来・意味」
「仏像を作っても魂を入れなければ、単なる木や石と同じである」がこのことわざの由来になります。
意味としては、「いちばん肝心なものが抜け落ちていることのたとえ」です。
ことわざのイメージ
仏像を作る時、魂、心を込めて作るように、言い始めたと想像しました
仏作って魂入れずの「使い方」
なるぞう
とても良い映画の脚本が作れたよ
ほう。それは上映が楽しみね
しかし、誰も主人公を引き受けてくれないのだ
まさに、仏作って魂入れずね
良い例・悪い例
良い例
良い作文が出来たが、作文のタイトルが決まらない。仏作って魂入れずだな。
悪い例
良い作文が出来て、タイトルも決まった。完璧だけど、仏作って魂入れずだな。
「類義語」 1つ紹介:画竜点睛を欠く
「仏作って魂入れず」の類義語に「画竜点睛を欠く」があります。
意味は「よくできていても、肝心なところが欠けているために、完全とはいえないこと」となります。
「英文」Plowing the field and forgetting the seeds.
Plowing the field and forgetting the seeds.
plowは「耕す」、the fieldは「畑」、forgetは「忘れる」、the seedsは「種」となります。
直訳をすると、「畑を耕して種を忘れる」となり、「仏作って魂入れず」に繋がります。
まとめ
「仏作って魂入れず」について、知っていただけましたか?
- 意味「いちばん肝心なものが抜け落ちていることのたとえ」
- 使い方「せっかくよくできていても肝心な点が抜け落ちると価値がなくなる」
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