判官贔屓(ほうがんびいき)の意味とは?使い方や例文をわかりやすく解説

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判官贔屓」という四字熟語を知っていますか?不遇な者や弱い者への同情を喩えた素敵な四字熟語になっています!

本記事では、「判官贔屓」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!

  • 意味
  • 使い方
  • 類義語、対義語、英文
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読み方 判官贔屓(ほうがんびいき)
ローマ字HOUGANBIIKI
意味不遇な者、弱い者に同情し肩を持つこと。また、その感情。
使い方弱者へ同情するとき
類義語依怙贔屓
対義語勝ち馬に乗る、寄らば大樹の影
英文have sympathy for the underdog
目次

判官贔屓とは

判官(ほうがん)とは、平安時代末期の武将・源義経のこと。源義経は、平家との戦いで功を上げる。しかし、後に兄の源頼朝と対立し、ついには自害を遂げてしまう。不幸な義経への人々の同情な思い入れにより、「判官贔屓」と言うようになったのが由来である。

「意味」不遇な者、弱い者に同情し肩を持つこと

この「判官贔屓」には、不遇な者弱い者に同情し、肩を持つこと。またはその感情。という意味があります。

判官=不遇な英雄、弱者敗者 ここでは(判官)の役職であった源義経のこと

贔屓=自分の気に入った者に目を掛けて助けること

それぞれの意味が繋がり成立する形になっています。

「判官贔屓のイメージ」

立場の弱い者、苦境に立たされる者対して、味方をしたくなる、強い者を酷い人物とみなして、弱者を後援してしまう傾向を持つ四字熟語でもあります。

ことわざのイメージ

応援したくなる!肩入れしてしまう!

「使い方」弱者へ同情するとき

なるぞう

先週のゲートボール大会の成績は散々じゃった・・・

なるこ

順位は最下位でしたもんね〜

なるぞう

来週の大会は最下位は避けたいものだが・・・

なるこ

ふふふ、判官贔屓したくなるわね。応援しているわ。

良い例と悪い例「判官贔屓」

「判官贔屓」悪い例

成績優秀な彼はいつも試験で一位を取るので、判官贔屓してしまう。

「判官贔屓」良い例

初出場のチームと前回大会優勝チームの対戦を見て、判官贔屓したくなる。

判官贔屓には、弱者に対する後援の意味があります。

強者を応援する際には使用するには、適切でないと言えるでしょう。

「類義語」 判官贔屓1つ紹介キーワード

依怙贔屓

公平ではなく、他の何よりも特に目をかけること。好きな方に肩入れすること。

この言葉を使った例文も紹介していきます。

  • 「先生はクラスでA君ばかりを依怙贔屓する。」

このように、気に入った特定の人や関係に偏って味方をしたり、応援したりする意味で使います。

「対義語」判官贔屓2つ紹介 

勝ち馬に乗る

勝負事について、有利な方につくこと。力のある方に便乗すること。

寄らば大樹の影

頼る人は勢力のある人の方が良いということ。

この二つの言葉を使った例文も紹介していきます。

  • 「社内で成り上がっていくには勝ち馬に乗る必要がある。」
  • 「A君はクラスで一番人気がある。寄らば大樹の陰のつもりで仲良くしている。」

このように、有利な方、勢力のある方につくという意味で使います。

「英文」判官贔屓1つ紹介 

have sympathy for the underdog

have sympathy 」=共感を持つ

for the underdog」=弱い者

という意味があります。

弱い者に対して、共感思いを持つ、心を寄せるという意味につながりますね。

「判官贔屓」まとめ

再度、意味と使い方や要点をまとめていきます。

  • 弱者に対して、同情し肩入れすること。またはその感情。
  • 弱小チームを見ていると判官贔屓したくなる。

お疲れさまでした。

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