「傷口に塩を塗る」とは?意味や使い方・類義語・英文を優しく徹底解説!

傷口に塩を塗る
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「傷口に塩を塗る」って聞いたことありますか?また使ったことありますか?

普段も使いやすいこちらのことわざ、意味をシンプルに言えば「痛いのに余計傷つく」とか「悪い出来事の後にさらに災難が起きる」と言った状況に使用することができます。傷に塩を塗れば元々痛かったのにさらに痛いですよね?それと同じ感じです。

では次に「傷口きずぐちしおる」についてもっと詳しく解説していきたいと思います!

読み方 きずぐちにしおをぬる
意味 悪いことの上に、さらに災難や悪いことが重なること
使い方 悪い出来事の後にさらに悪いことが連鎖した時
英文訳 Rub salt into wounds.

(傷口に塩を塗る)

to make matters worse.

(さらには悪いことに)

類義語 痛む上に塩を塗る/泣きっ面に蜂/踏んだり蹴ったり/弱り目に祟り目

 

目次

傷口に塩を塗る

傷口に塩を塗る 意味

では『傷口に塩を塗る』について意味・使い方・類義語・英文の四つにわけて優しく解説していきますね。

「意味」悪いことの上に、さらに災難や悪いことが重なること

先ほども言いましたが『傷口に塩を塗る』っていうのは悪いことがあった上に、さらに災難や悪いことが重なって起きることを言います。

難しく考えなくても大丈夫です!元々は傷に塩を塗ると痛いことから来てることわざなので、それと同じ感覚で覚えるとわかりやすいと思います。

「使い方」悪い出来事の後にさらに悪いことが連鎖した時

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]どうした?元気なさそうだね[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]お気に入りのハンカチを失くしたのよ[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]あれ?この前もお気に入りのペンも失くしてなかった?[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]傷口に塩を塗るのやめなさい[/chat]

っとこのように、悪い出来事に続いてさらに/また悪い出来事が起きる、こういった状況に使うことができます。

「例文」傷口に塩を塗るのちょいとした悪い例・良い例を紹介

「傷口に塩を塗る」って基本的に使うのが簡単で誤字ることはそこまでないのですが、例えば

・昨日大事なネクレスを失くして傷口に塩を塗る感じだった。

・チケット当たらなかったから傷口に塩を塗られた気分。

など、意味的には間違ってはいないものの、ことわざとして使うには✖️です!なぜなら先程言ったように「傷口に塩を塗る」の意味は「悪いことがあったのにさらに悪いことが起きる」、なので悪い出来事ひとつじゃ成り立たないので、正しく使うなら辞めましょう。

逆に

・昨日ネクレス失くしたばっかなのに、今日はピアスまで失くした、本当傷口に塩を塗った気分。

・チケット当たらなかった上に、友達が当たって、さらにはそのイベントの写真を送ってきた…もう傷口に塩を塗られた気分。

っとこのように悪い出来事の連鎖であれば使っても◎

「類義語」傷口に塩を塗る4つ紹介

いたうえしお

悪いことの上にさらに悪いことが起きる。

きっつらはち

不運・不幸なことが重なること。

んだりったり

重ね重ねまた何度もひどい目にあうこと。

よわたた

困ったことや具合の悪いこと、不運などが次々と起きること。

「英文」傷口に塩を塗る2つ紹介

①Rub salt into wounds.

<傷口に塩を塗る>

point 1 Rub salt

→rub = こする + salt = 塩 = 塩をこする→塩を塗る

point 2 into wounds

→into = 〜に + wounds = 傷 = 傷に→傷口に

こちらの英文は「傷口に塩を塗る」のそのままの意味を持つ「rub salt into wounds」

ポイントになるのは単語の ”rub” と ”into” の二つです。

この二つの共通点はどっちも何に対して言ってるのかが前に置かれてることです!「rub」なら何をこする「into」なら何にを教えてくれます。

このことわざの「塩を塗る」の「塗る」として「rub」が使われてますが基本的にはこするの意味なので「日焼け止めを塗る」の液体を”塗る”に使うのはngです!液体などを塗る場合は「apply」、絵の具なら「paint」を使うようにしてください。今回は「塩」、つまり液体ではないし、塗ったら肌を擦るから「rub」が使われてます。

②to make matters worse.

<さらには悪いことに>

・to make matters worse

→make = 作る・する matters = 事柄 worse = 悪化する

こちらの英文は先と同じ意味合いはあるんですが、会話などで使う場合はこちらの方をおすすめします。先も言いましたが「傷口に塩を塗る」の意味は「悪いことがあったのにさらに悪いことが起きた」つまりシンプルに言えば「そもそも悪いのに余計に悪くなった」ってことです、これらを参考に次を見ていきましょう。

ポイントとしては「to make matters worse」は全体的を見るのがいいと思います、なぜなら分けようとするとわからなくなるからです。でも見方はどうすればいいの?と思った方もいると思います、それは単語の意味を知ることです!参考ボックスにも書きましたが、それぞれの単語の意味を知ることでフレーズが組みやすくなります。

※これはあくまでも私の見方ですので参考程度に見ていただけたら幸いです!

「to make matters worse」

to maketoがあるからmakeの元の意味を使って何かを指してるってことは何かをした・起きたってことかな?

matters → そもそもの意味が”〇〇のこと”に対して使うからなんかあったんだな。

worse悪化してるってことだよね?

全部をまとめてみると、「to make matters worse」だから大まかに考えると、何かが起きてそのことが悪化したってことだよね?もっとシンプルにわかりやすく訳せば「さらに悪くなった」って意味になって、文章に使うなら「さらに悪いことに」に訳せば良さそう!

これが私の普段の語学の考え方です!もう一回言いますが、これはあくまで私の考え方ですので、参考になれたら嬉しいです。

まとめ

・『傷口に塩を塗る』= 悪いことの後にさらに災難・悪いことが起きること、またそもそも悪いのにさらに悪くなること。

・「傷口に塩を塗る」使用ルール→悪い出来事が一つなら✖️、連鎖してるなら◎

・「rub」= こする 液体に使うのは✖️ 液体系は「apply」また「paint」が◎

・英文の訳・見方に迷ったら単語の意味を考えると◎

お疲れ様です!ここまでの記事になりますが、いかがだったでしょうか?参考にして頂けたら幸いです。

最後に一言ですが、「傷口に塩を塗る」って普段使いには使いやすいことわざだと思いますが、皆さんはどうですか?まぁ、と言ってもそんな連鎖で悪いことが起きるのは遠慮しますけどね。

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