コロンブスと聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
多くの方はアメリカ大陸を発見した人と考えるでしょいう。
実はアメリカ大陸を発見したコロンブスの逸話からできた言葉があるんです!
その言葉は「コロンブスの卵」!!
あまり聞き慣れない言葉なので、皆さんの頭の中が「?」でいっぱいになったかもしれません。もっと詳しく「コロンブスの卵」という言葉についてみていきましょう。
本記事では、「コロンブスの卵」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。
早速みていきましょう。
読み方 | コロンブスの卵(ころんぶすのたまご) |
---|---|
意味 | 誰かがやったことは簡単そうに見えること。また、最初に思いつくのは難しく貴重であること。 |
使い方 | 少し変わった発想 |
英文訳 | Columbus’s egg. |
類義語 | ー |
「コロンブスの卵」とは
由来
「コロンブスの卵」という言葉ができた背景には何があったのでしょうか?
コロンブスはアメリカ大陸を発見します。
このことは多くの人に讃えられました。しかし、大陸を発見することなど誰でもでくる!と誹謗するものもいました。
誹謗に対抗しコロンブスは「この卵をテーブルの上へ立ててみろ」言いました。しかし、誰1人立てることはできませんでした。
そこでコロンブスは、卵の尻で潰して立ててしまいました。
[chat face=”コロンブス.png” name=”コロンブス” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]大陸を発見することは、西へ船を走らせれば簡単に見つかるかもしれない。しかし、その方法を最初に思いつき行動できることに価値がある。そして、卵を立たせることも思いつければ立たせることができる。[/chat]
この逸話から「コロンブスの卵」という言葉が誕生しました。
「意味」視点を変えた新しい考え方
「コロンブスの卵」の意味は、 誰かがやったことは簡単そうに見えることです。また、最初に思いつくのは難しく貴重であるという意味もあります。
ことわざのイメージ
ある問題に直面した時にあなたはどう対処しますか?
私の知り合いに介護の仕事をされている方がいます。その職場では、マニュアルが完備されています。
しかし、介護という仕事はマニュアル通りにはいかないことばかりだそうです。
例)ご飯を食べてくれない時
マニュアル:少しずつ与える。または、様子を見て食事を終了する。
マニュアルにはこう書かれていますが、知り合いの人はご飯を食べたくない理由探したりや気分を変えることをしたりと完食してもらうようにしているそうです。
この話を知り合いの同僚に話すとそんな方法があったんだねと驚かれるそうです。
このように視点を変えることで問題を解決することもできるのですね。
「使い方」人がちょっと驚くような発想を提案した時
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]この前謎解きバトルをしたんだ〜。最初のうちは順調だったけど途中で全く手も足も出ないような難問が出たんだ。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]結局解けたの?[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]それがある一工夫で解けたんだ。周りの人からすごく褒められたよ。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]それはすごいね!コロンブスの卵のように面白い発想が湧いてきたんだろうね。[/chat]
この例文のように、人がちょっと驚くような発想を提案した時に使います。
「例文」良い例と悪い例紹介
例文1:「問題の外側を見ていても解けることはない。コロンブスの卵と同じように視点を変え内面にも目を向けると良い。」
例文2:「近年、コロンブスの卵のような斬新なアイデアで生活が楽になってきている。」
例文3:「コロンブスの卵のような発想で小説の面白さが引き立った。」
例文4:「コロンブスの卵というように新しい発想はなかなか思いつかない。」
例文5:「難問と思っていた問題が視点を変えただけで解けてしまった。まさにコロンブスの卵のようだ。」
例文:「コロンブスの卵をもらってきた。」
コロンブスから卵はもらえません。また、「コロンブスの卵」は例えとして使います。
「類義語」似た意味の言葉を紹介
「コロンブスの卵」の類義語は、正式なものがありません。
しかし、近い意味の言葉がありましたのでご紹介いたします!
「大胆な発想」「奇想天外」「新しい発想」etc…
周りが驚くような考えという意味を持つ言葉が「コロンブスの卵」と近い意味になるので覚えておきましょう!
「対義語」コロンブスの卵 3つ紹介
「コロンブスの卵」の対義語は、正式なものがありません。
しかし、対義語として近い意味の言葉がありましたのでご紹介いたします!
「平凡」「人並み」「普通」etc…
優れていないが劣ってもいないという意味を持つ言葉が「コロンブスの卵」の対義語として近い意味になるので覚えておきましょう!
「英文」Columbus’s egg.
コロンブスの卵の英文はColumbus’s egg.となります
「コロンブスの卵」の意味を英訳
「コロンブスの卵」の意味である「一見易しそうに見える」を「to look deceptively easy」と訳しても、和訳にしたときに「コロンブスの卵」をあてることができるでしょう。
例文:
“This question looks deceptively easy.”
「この問題は一見簡単そうに見える」=「この問題はコロンブスの卵だ」
「豆知識」コロンブスについて
コロンブスは〈地球球体説〉に影響され、太平洋を西へ進めばアジアに着くと考えていました。
1492年に3隻の船でスペインを出発します。その70日後に陸地を発見しました。コロンブスはこの陸地をアジアだと思っていましたが実は、アメリカ大陸だったのです。
そして、アメリカ大陸への航路が発見された為、世界は大きく変わっていきました。
「まとめ」
いかがでしたでしょうか。
・意味は、誰かがやったことは簡単そうに見えることです。また、最初に思いつくのは難しく貴重であるという意味。
・使い方は、人が驚くような発想をしたとき
「コロンブスの卵」と言いますが、簡単には新しい発想なんて湧いてきませんよね。
最近では、発想力を鍛えるゲームも多く出てきていますね。これもまた、「コロンブスの卵」のような発想ですね。
ロジカルニュートン コロンブスのひらめきたまご
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