「釘を刺す」
これだけを聞くと、少し怖いイメージを持つ人がいるかもしれません。
ですが、これは社会や日常生活の中で使うことの多い、ことわざです!!
しっかりと理解しておきたい言葉です。
本記事では、「釘を刺す」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。
読み方 | 釘を刺す(くぎをさす) |
---|---|
意味 | 後で問題が起こらないように念を押すこと。 |
使い方 | 失敗や忘れ事をしてはいけなく、人に念を押すとき。 |
英文訳 | to give a warning/to remind (a person) of |
類義語 | 楔を刺す/釘を打つ |
「釘を刺す」とは
[box05 title=”由来”]釘を打って固定するの意味から、昔の日本では釘を使わず木材を組み合わせて建築物を作っていましたが、江戸時代の中頃から念のために釘を刺して固定するようになったことから、人に念を押すに、「釘を刺す」が使われるようになったそうです。[/box05]
「意味」後で問題が起こらないように念を押すこと
「釘を刺す」とは、後で問題が起こらないように念を押すこと。
「ことわざのイメージ」
「しつこい」
「うるさい」
念を押されるということは、
同じことを何度か言われてしまいます。
しつこい・うるさいイメージはありますよね?
ですが、忘れないようにするために
念を押すのです。
釘を刺されたら、感謝しないとですね!
「使い方」失敗や忘れ事をしてはいけなく、人に念を押すとき
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]さて、そろそろ出掛けてこようかの〜[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]おじさん、カバンを忘れてきてはダメですよ![/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]この前みたいに、忘れてこん!行ってくるぞ〜[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]もう2回もしているんです、釘も刺したくなりますよ。忘れたらダメですからね〜[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]分かっておる!![/chat]
この例文のように、忘れ事をしてはいけなく、人に念を押すという意味合いで使っています。
これを参考に,下に例文を載せてあります。
「例文」話して欲しくないから、念を押したとき
この話は誰にも話さないでほしいと、釘を刺したのに、話されていた。
[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]問題が起こらないように相手を抑制するのに使われているね! 念を押されたら、しっかり守ろう![/chat]
「類義語」代表的な2つを紹介
・楔を刺す
後になって、間違えが起こらないように、前もって固く約束しておくこと。
・釘を打つ
相手が約束を破ったり、逃げ口上を言ったりできないように、固く約束しておくこと。
「英文」釘を刺すの2つを紹介
・to give a warning
直訳:警告すること
give warningで「警告する」という意味があります。
念を押すとよく似ていますよね!
・to remind (a person) of
直訳:人に思い出させるために
remindで「思い出させる」という意味があります。
念を押して、思い出させる訳ですから、「釘を刺す」と同じですよね!
まとめ
「釘を刺す」は普段から使う頻度の高いことわざです!
使わなくても、おそらく念を押すということは、よくすると思います。
相手に、忘れてほしくないことや約束があるときは、釘を刺しましょう!
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