「兄弟は他人の始まり」とは一体どんな意味・使い方を解説します！

「兄弟は他人の始まり」ということわざをご存知でしょうか。

自分以外の人を「他人」ともよぶけれど、なんで「きょうだい」が「他人」になるのか不思議に思われたかたもしれません。

本記事では、「兄弟は他人の始まり」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう！

読み方	兄弟は他人の始まり（きょうだいはたにんのはじまり）
意味	良好なきょうだいでも結婚して家庭を持つと交流が減り、他人のようになるたとえ
使い方	兄妹間の交流が減っていくこと
類義語	兄弟は他人の別れ
対義語	兄弟は両の手／兄弟は手足なり
英文訳	Brothers are the beginnings of others(兄弟は他人の始まりです)

兄弟は他人の始まり（きょうだいはたにんのはじまり）

「意味」他人のような関係になること

「兄弟は他人の始まり」の「兄弟」は、兄と弟のことだけではありません。「姉妹」のことも「きょうだい」としています。

一緒にご飯をたべたり・同じ場所に出かけたりしますよね。そばにいたお互いの時間はかけがえのないものです。

兄弟・姉妹の関係は、何歳になっても変わることはありません。共有していた時間が長いほど、思い出や愛情は深まります。

ですが、大人になり配偶者やパートナーと、生活を共にする(家庭を持つ)こともあるでしょう。今の生活でいっぱいになり交流が減ってしまった。まるで「他人のような関係になってしまった」という意味になります。

「使い方」兄妹間の交流が減っていくとき

ーかつてのエピソードー

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]なるぞうさん。お話し聞いてもらえませんか。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]はい。なんでしょう。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]私、最近入籍して苗字みょうじも変わったんです。最近兄と話しをしたとき、「お前は、結婚したから他人だ。父さんや母さんは家族であるけれど、なるこは家族じゃない。」と言われたんです。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]まさに、「兄弟きょうだいは他人の始まり」じゃのう。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]兄に言われてショックでした。長いこと兄妹きょうだいとして接している関係なのに、寂しいわ。[/chat]

この例文のように、結婚という新しい生活が始まり兄妹きょうだい間かんの交流が減っていくという意味合いで使っています。

「類義語」兄弟は他人の別れ

「兄弟は他人の別れ」

意味　やがて結婚し家庭を持つようになったとき、兄弟であっても情愛がうすれていき、他人のようになるという

「対義語」兄弟は他人の始まり2つ紹介

兄弟は両の手

どんなときでも兄弟は、両の手のように助け合わなければならないという教訓。

兄弟は手足なり

兄弟は人間の手足のように大切なものであり、互いに助け合うべきである。

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]

2つとも、「きょうだい」は持ちつ持たれつのような関係という意味ですね。[/chat]

「英文」Brothers are the beginnings of others

Brothers are the beginnings of others

意味　兄弟は他人の始まりです

まとめ

「兄弟は他人の始まり」のことわざについていかがでしょうか。ことわざが作られたときは、現代と違い「きょうだい」の人数も違うと思われます。だからこそこのようなことわざができたのかと思います。

もう一度おさらいで、意味・使い方・ポイントを紹介します。

少しでも参考になれば幸いです。