「蒔かぬ種は生えぬ」とは、努力せずに良い結果を得られるはずがないということわざですが、
努力せずに何かを得た経験があるという人も、実は知らず知らずのうちに頑張っている努力家さん…
だったりするのではないでしょうか。
本記事では、「蒔かぬ種は生えぬ」ということわざの意味、使い方、類義語、対義語について解説していきます。
- 意味
- 使い方
- 類義語・対義語
読み方 | まかぬたねははえぬ |
ローマ字 | MAKANUTANEHAHAENU |
意味 | 努力もせずに良い結果を期待するのは無駄だということ |
使い方 | 努力することの大切さを教えたいとき |
類義語 | 春植えざれば秋実らず |
対義語 | 棚から牡丹餅/鴨が葱を背負ってくる |
英文 | Harvest follows seedtime.(収穫は種蒔きの後に来る) |
蒔かぬ種は生えぬとは
農作において、種を蒔かなければ花も実もなるはずがなく、ましてや収穫もあるはずがない…
というのは当たり前のことかと思いますが、私たちの日常生活の中でも計画的な努力が必要であると
わかりやすく例えていることわざで、もともとは「上方いろはかるた」のひとつです。
「意味」努力もせずに良い結果を期待するのは無駄だということ
「蒔かぬ種は生えぬ」とは、原因がないのに結果が生まれることはない、という意味です。
何もしていないのに良い結果を得られることってめったにないですよね。
お仕事などの面でいえば、働かなければ利益を得られるはずもないということに例えられます。
ことわざのイメージ
努力することや働くこと=種を蒔くこと、良い結果や利益=生えてきた芽、ということですね!
「使い方」努力することの大切さを教えたいとき
何かラッキーなことが起きないかなぁ…
あら、いいですね。でも「蒔かぬ種は生えぬ」というし…
努力しないことにはラッキーも降ってこないんじゃないかしら?
そうか、それもそうだな。
ではさっそく…といっても何から始めよう??
新しいことに挑戦してみるのはどうです?
わたしも一緒に種を蒔こうかしら!
良い例と悪い例「蒔かぬ種は生えぬ」
「蒔かぬ種は生えぬ」悪い例
あの人、こんなうわさがあるんだって。否定してるみたいだけど「蒔かぬ種は生えぬ」よね。
努力が実ったときに使います。悪い結果では使いません。
「蒔かぬ種は生えぬ」良い例
「蒔かぬ種は生えぬ」というし、何かを得たければ何かを始めないといけないよ。
「類義語」春植えざれば秋実らず
- 春植えざれば秋実らず
春に種をまいたり苗を植えなければ、実りの秋に収穫できるはずがないことを意味しています。
「対義語」棚から牡丹餅/鴨が葱を背負ってくる
- 棚から牡丹餅
思いがけない幸運が舞い込むこと。
- 鴨が葱を背負ってくる
すぐに鴨鍋にできる鴨と葱が一緒にやってくることから、いいことが重なりますます好都合であること。
「英文」Harvest follows seedtime.
Harvest follows seedtime.(収穫は種蒔きの後に来る)
まとめ
- 努力もせずに良い結果を期待することなど無駄だという教え
- 努力することの大切さを教えたいときに使う
ついつい気を抜くと何となく過ごしてしまう日々、
「蒔かぬ種は生えぬ」精神でいれば、いつの間にかラッキーな人生になってしまうかもしれませんね!
みなさんもぜひ、「蒔かぬ種は生えぬ」を時々思い出してみてください。
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