「生みの親より育ての親」一度は聞いたことのあることわざではないでしょうか。しかし、いざ意味を聞かれるとあやしいであろうことわざ。
本記事では、「生みの親より育ての親」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!
読み方 | うみのおやよりそだてのおや |
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意味 | 自分を産んでくれた親より、育ててくれた親のほうが愛情や恩義が深くなるということ。 |
使い方 | 今あるのは、カナダ留学時のホストマザーとの出会いがあったからです。生みの親より育ての親ですね。 |
英文訳 | Age doesn’t matter when it comes to love. Biology doesn’t matter when it comes to love. (愛することに年齢や血縁などがもんだいではない。) |
類義語 | 生みの恩より育ての恩、産んだ子より抱いた子 |
生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
由来はないのですが、このことわざは江戸時代以前の時代の「育ての親文化」から来ているのではないかと推測できます。
「育児」において、江戸時代以前の時代は現代よりも育児分業が行われていました。
産んだ親に代わって子育てをするスペシャリスト、乳母がいました。その時代では、上級階級の女性には子育てのような雑事などは、自分ではできないとかんがえていました。また、しっかりとした女性に育ててもらった方が教育的に良いともされていました。
そのため、乳母がその役割を担っていました。特に、平安〜戦国時代の女性に多かったようです。
「意味」 生みの親よりも、育ての親の方が愛が深いということ
生みの親より育ての親は、ただ生んでくれた親よりも、長い間苦労しながら一人前に育ててくれた育ての親のほうが愛情と感謝の気持ちが大きい、ということです。
今自分におかれている環境や思考だったり、性格や地位に対して幸せと感じているのなら、それは今まで自分がお世話になった人だったと気付かされる素晴らしいことわざなのではないでしょうか。
その方への感謝の気持ちが表現されている言葉だとも考えれるでしょう。
「ことわざのイメージ」
子供が親からの愛情を感じ取ることができるのは成長過程であり、
その中で知覚するのは育ての親なのです。
つまり、産んだ親と違っていても、子供にとってより身近で、愛情とありがたみを感じるのは育ての親だということです。
「使い方」「今」の幸せな状態で、過去を振り返ったとき
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]今、こうしてやりたいように過ごせているのは、大学の時の教授のおかげなんだ。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]生みの親より育ての親だね。[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]あの教授が伝えてくれた言葉が励みになっているんだ。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]その教授さんに感謝しなきゃね。[/chat]
この例文のように、『今の素晴らしい状態でいることができているのは、それまでお世話になった存在がいたからだ』という意味合いで使っています。
これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。
「例文」お世話になった方に対して強い感謝の気持ちを表す
・この犬は、子犬のときに娘が拾い、育ててきました。その犬は、今では娘をとっても慕っています。生みの親より育ての親です。その犬は、娘を親のように、また、娘は犬を我が子のように思っているようです。
基本的には、産んでくれた親と育ててくれた親が違うなどの事実に基づいて使われることが多いです。
「類義語」生みの親より育ての親2つを紹介
産みの親より育ての恩
産んでくれた実の親よりも、養育してくれた育ての親の方に深い愛情を感じるということ。
産んだ子より抱いた子
他人の子であっても、幼い頃から育てた子は可愛いということ。
「対義語」生みの親より育ての親
・血は水よりも濃い
文字通り、血の繋がった血縁関係者内の絆は、どれほど深い他人との関係よりも深く強いものであるということ。
やはり、どれだけ深い絆があったとしても、血の繋がっているもの同士の絆には敵わないとういうことですね。
「英文」英語でも同じ考えを持つ英文3つを紹介
・A foster parent is dearer than a real parents.
・A child is what parents make. (子供は親の育て方で決まる。)
・Biology doesn’t matter when it comes to love.
(愛するのに血縁なんて関係ない。)
「A foster」は、このことわざに比較的多く使われていますが、実の両親に捨てられた子供を何人も引き取るというニュアンスもあります。なので、2番目か3番目が良いのではないかと思います。3番目の『doesn’t matter』に「問題ない・関係ない」という意味があります。また、当然のことなのだから、わざわざ言う必要ないだろうと『Biology doesn’t matter』だけでも大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか?
多くの方が聞いたことがあることわざ「生みの親より育ての親」、今まで身近でお世話になった方のおかげで、現在の良い状態を導いてくれたという意味でした。
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