日常生活であまり使うことのないであろうことわざの「送る月日に関守なし」(おくるつきひにせきもりなし)。
馴れないことわざのため使い方など疑問点があると思います。
本記事では意味や使い方、類義語をわかりやすく解説していきます。
読み方 | 送る月日に関守なし(おくるつきひにせきもりなし |
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意味 | 月日が過ぎるのは早いというたとえ |
使い方 | あっという間に月日が経っていたとき |
類義語 | 光陰矢の如し(こういんやのごとし) |
英語訳 | Time flies.(時は飛び去る) |
送る月日に関守なし
送る月日に関守なしの「関守」とは関所の番人のことです。
「関所の番人」とは
関所とは江戸時代に交通の要所に設置された検問所のことです。そこで徴税や検問を行っていた人を関所の番人と言います。
意味「時間を止める番人はいない」
江戸時代では旅をしようにも関所にて何かを聞かれたり引き止める番人がいました。そのため旅はなかなか進まず時間がかかっていました。
それとは対照的に時間を引き止める番人はおらず、速いスピードで過ぎていってしまいます。
「時間を止める番人はいない」ということから月日が経つのは早いものだということの例えとしてこのことわざが使われます。
使い方 時の流れは早い
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]この前孫に会いに行ったら自分で歩けるようになっていましたわ。[/chat][chat
face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]つい最近まで寝返りが出来るくらいだったのにかい。[/chat][chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうですね。まさに送る月日に関守なしですね。[/chat]
子供の成長は早いものであっという間に大きくなるものです。時の流れは早いと感じた時に使えることわざです。
「時の流れは早いもの」という意味ですが以下の様な場面でも使えます。
・時間の大切さを伝えたい時
・過ぎた時間を感慨深いと感じた時
次の例文で詳しく説明します。
例文 いろいろなパターン
時間の大切さを伝えたい時
[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””] あと半年で卒業を迎えるが送る月日に関守なしと言うようにあっという間に大人になる。日々を大事に過ごして欲しい。[/chat]
過ぎた時間を感慨深いと感じた時
[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=””]入社してもう3年経ったのか。送る月日に関守なしと言うのは本当だな。[/chat]
時の流れは早いと言う場面で使いますがいろいろなパターンで使うことができます。
「類義語」 送る月日に関守なし2つ紹介
・光陰矢の如し(時が過ぎるのは矢のように早い)
・歳月人を待たず (人を待たないで年月は経つもの)
例)「ゴロゴロしてないで課題をやった方がいい。歳月人を待たずだからね。」
どれも時が過ぎるのは早いという意味です。
「英語訳 」送る月日に関守なし2つ紹介
・Time flies. (時は飛び去る)
・Time and tide wait for no man.(時は人を待たない)
まとめ
いかがでしょうか?
「送る月日に関守なし」とは時間の流れの早さを表すことわざでした。
時間は思ってるより早く過ぎます。このまま時が止まってほしいと思うこともありますがそんな事はできません。過去に囚われずこれからの日々に目を向けて前向きに生活していきたいですね。
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