みなさん、「乳母日傘」(おんばひがさ)ということわざを知っていますか?
私は、聞いたことがないことわざでした。ですが、「乳母日傘」の意味を知ると意外に身近な言葉だと気づきました。
実は、「乳母日傘」は漢字検定準2級から10級相当の文字組み合わせで、”傘”は準2級で高校レベル、”乳”は5級で小学校高学年レベル、”母”は9級、”日”は10級で小学校低学年レベルの四字熟語となります。
本記事では、「乳母日傘」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。
それではいってみましょう!
読み方 | 乳母日傘 (おんばひがさ) |
---|---|
意味 | 子供が豊かな環境で育つこと。 |
使い方 | 自分が裕福な育ちをしていると思った時。 |
英文訳 | overprotective parents (過保護な親) |
類義語 | 温室で育つ・可愛がられて育つ・蝶よ花よと大事にされる・手塩にかけられて育つ・愛されて育つ。 |
乳母日傘(おんばひがさ)
[語源由来]
乳母(うば)に抱かれ、産まれた環境で大切に育てられたこと。
また、過保護に育てられた。
乳母(うば)とは、母親に代わって子育てをする女性のこと。
「意味」子供が豊かな環境で育つこと。
大切に愛情たっぷり注がれ、なに不自由なく育てられていること。
「ことわざのイメージ」
「乳母日傘」は過保護という言葉の意味でもあるので、例えばお金が欲しいと言われたらすぐに渡してしまうなど。
大事に育てすぎるという事から、過保護や甘やかし過ぎるという意味も込められているので、この辺りは使い方次第となります。
「使い方」裕福な子供が大切に育てられている人のことを言う時。
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]最近は過保護な親が増えておるなぁ〜[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]うちの孫は乳母日傘に育てられてるかものぉ[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]なんだって!?[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]過保護過ぎるのぉ[/chat]
「例文」過保護に育てられている
私の幼少期は、乳母日傘であったが青年期は虐待を受けていた。
「乳母日傘」の意味は、子供が豊かな環境で育つことや過保護に育てられた事を言うので言葉の意味には当てはまりません。
私の親友は、乳母日傘に育てられたので世間知らずな奴だ。
世間知らず
経験が浅く、世の中の事情にうといこと。
「類義語」乳母日傘の類義語を5つ紹介!
・温室で育つ:過保護に育てられる。
・可愛がられて育つ
・蝶よ花よと大事にされる:親が子どもを非常にかわいがって、大切にする。
・手塩にかけられて育つ:みずからいろいろと世話をして大切に育てた。
・愛されて育つ。
「英文」乳母日傘
・overprotective parents
(過保護な親)
・be brought up by overprotective parentsbe brought up by overprotective parents.
(過保護な両親に育てられる)
over:という表現が付け加えらえるだけで意味合いが違いますね。
まとめ
いかがですか?
子供を大切に育てると言う事はとても良い事ですが過保護になり過ぎるのはよくない事だと思います。
きちんと話し合う事で子供は心を開いてきますその思いをちゃんと汲み取ってあげることも大切ですね。
乳母日傘
・子供が大切に育てられている事。
・過保護な親
コメント