「千里の馬も蹴躓く」って聞いたことありますか?また使ったことはありますか?
簡単に言い換えれば「どんなに得意なことでも躓くことがある」とか「どんな優秀な人でも間違えることがある」つまりは「誰だった失敗することがある」
では「千里の馬も蹴躓く」についてもっと詳しく解説していきます!
読み方 | 千里の馬も蹴躓く(せんりのうまもけつまずく) |
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意味 | どんな有能で名人と呼ばれる人でも、時には失敗することがある |
使い方 | どんなに優れた人でも失敗をすることがある |
英文訳 | The best horse stumbles
<駿馬も躓く> |
類義語 | 河童の川流れ/麒麟の躓き/孔子の倒れ/巧者の手から水が漏れる/弘法にも筆の誤り/権者にも失念/猿も木から落ちる/釈迦にも経の読み違い/上手な猿が手を焼く/上手の手から水が漏れる/千慮の一矢/知者の一矢/知者も千慮に一矢あり/天狗の飛び損ない/念者の不念/百足のあだ転び/文殊も知恵のこぼれ/竜馬の躓き |
千里の馬も蹴躓く
では「千里の馬も蹴躓く」を意味・使い方/例文・類義語・対義語・英文の五つに分けて解説していきます
「意味」どんな有能で名人と呼ばれる人でも、時には失敗することがある
先ほども言いましたが「千里の馬も躓く」の意味は「どんな有能で名人と呼ばれる人でも、時には失敗することがある」なんですが、シンプルに「得意なことでも間違えることはある」と思えれば大丈夫だと思います
「使い方」どんなに優れた人でも失敗をすることがある
では「千里の馬も躓く」の使い方について見ていきましょ
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]なるこどうしたんだい?[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]いつも焼いてるのに、今日クッキー失敗したの[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]ほら千里の馬も蹴躓くっていうでしょう?元気出して[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうね、次は気をつけるわ[/chat]
「例文」千里の馬も蹴躓くの悪い例・良い例を紹介
「千里の馬も躓く」のことわざは意味さえわかればかなり分かりやすいことわざだと思いますが例えば
・私は良く間違えて怒られるんです、こういうの千里の馬も蹴躓くっていうよね
こちらは当てるように見えて実は✖️なんです!
確かに「千里の馬も蹴躓く」のことわざは「誰だって間違えることがある」の意味がありますが、じゃ何が違うの?それは何に対して言っているかになります。
そもそも「千里の馬も蹴躓く」っていうのはなんの間違いを言っているかというと、その人の「得意」なことを「失敗した」とか「間違えた」つまり「普段はしない間違い・失敗」のことに対していうんです。なので先ほどみたいに「よく間違える」の意味でつかうのはNG
・この前いつもはできるのに演奏を間違えた、でも先輩方は優しく「千里の馬も蹴躓くんだから大丈夫!次に繋ごう」と言ってくれてもっと頑張ろうと思った
「類義語」千里の馬も蹴躓く18つ紹介
河童の川流れ
どんな名人達人でも、時には得意なことでお見かけない失敗をする
麒麟の躓き
どんな優れた人であっても、時には失敗することがある
孔子の倒れ
どんな名人・達人にも、時には失敗することがある
巧者の手から水が漏れる
どんな優れた人であっても、時には失敗することがある
弘法にも筆の誤り
どんな名人・達人にも、時には失敗することがある
権者にも失念
どんな偉い人でも失敗することはある
猿も木から落ちる
その道に長じた者でも、時には失敗することがある
釈迦にも経の読み違い
仏教の開組である釈迦牟尼でも時には経の読み違いがある
上手な猿が手を焼く
どれほどの達人も、手を焼いてしまうことがある
上手の手から水が漏れる
どんな上手な人でも、時には失敗することがある
千慮の一矢
どんな賢い人でも、多くの考えの中には一つくらい間違いや思い違いがある
知者の一矢
知恵の優れた人にも一つぐらいの間違いはある
知者も千慮に一矢あり
どんなに優れた知者であっても、たくさんの考えの中には1つくらい間違いがある
天狗の飛び損ない
日頃自慢しているものが油断を失敗をしてしまう
念者の不念
念を入れて物事を行う人でも、時にはかえって不注意な時もある
百足のあだ転び
その道の達人でも、時には失敗することもある
文殊も知恵のこぼれ
どんな偉い人でも失敗することがある
竜馬の躓き
優れた人物でも、時には失敗することがある
「対義語」千里の馬も蹴躓く3つ紹介
愚者にも千慮に一得あり
愚か者でも、時には役に立つ名案を出すことがある
愚者に一得
愚か者でも、時には役に立つ案を出すことがある
千慮に一得
愚者でも、多くの考えの中には一度ぐらいは良い考えもある
「英文」千里の馬も蹴躓く1つ紹介
The best horse stumbles
<駿馬も躓く>
The best : 最高の
horse : 馬
stumbles : 躓く
今回の英文はそのまま訳すことができます!まず「the best」は「最高」の意味になります。
次に「horse」「馬」ですね、この英文では「the best horse」って書いているので「最高の馬」に訳すことができます、最後に「stumbles」ですがなかなか見慣れない言葉だと思いますが、こちらの意味は「躓く」の意味になります。全部一緒にすれば「最高の馬は躓く」になります。
そしてちなみになんですが「駿馬」というのは「素早い・優れている馬」のことを言うんです。だから「最高の馬」をシンプルに言い換えて「駿馬」になっています。
まとめ
・「千里の馬も蹴躓く」→どんな有能で名人と呼ばれる人でも、時には失敗することがある
・「千里の馬も蹴躓く」→ ✖️「よく間違える」 ・ ◎「普段はしない間違い・失敗」
お疲れ様でした、記事はここまでになりますがいかがだったでしょうか?参考になれたなら幸いです
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