「失敗は成功の基」ということわざはよく聞きます。「失敗は成功の母」ということわざがあることを知っていますか?何となく言葉のニュアンスから意味がわかると思います。
お母さんもたくさん失敗をしてきて、初めから何でもできたわけではない。そんな感じかな?と思った人もいることでしょう。
本記事では、「失敗は成功の母」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。最後まで読んだあなたはこれでまた一歩”ことわざマスター”に近づいていることでしょう!
それでは本題に入っていきましょう!
読み方 | 失敗は成功の母(しっぱいはせいこうのはは) |
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意味 | 失敗を反省し、欠点は見直し行けば成功に近づく |
使い方 | 物事で失敗しても諦めるなと励ましのときなど |
英文訳 | ①「Failure is the stepping stone to success.」:失敗が成功を教える。
②He that never did one thing ill can never do it well.」:一度も失敗を経験したことのない者は成功できない。 |
類義語 | 七転び八起き、災いを転じて福となす |
失敗は成功の母
失敗してもなぜ失敗したのかが分かり、それが成功に繋がっていくという意味。由来はありませんが辞典には以下のように載っていました。
このことわざは「必要は発明の母」と「失敗は成功のもと」が混同したものとされています。「失敗は成功の母」と「失敗は成功のもと」は辞書に併記されているため、意味は同じなのでどちらを使っても間違いではありません。
<コトバの意味辞典から引用>
「意味」失敗しても、その原因に気付き成功に一歩近づくことができる
失敗したら落ち込み、また同じ失敗をしたくないと途中で諦めたくなりますよね。
そこで諦めずに挑戦し続けることで、たくさんの失敗が成功に近づく一歩になるという意味です。
失敗は恐れずにどんどんしていい!それが結果的に成功につながる
というメッセージが込められたことわざです。
ことわざのイメージ 『失敗は成功の母』
失敗=悪いイメージが根付いてしまっていますよね?誰だって失敗なんてせずに一度で成功したいと思うのが普通です。
ですが数多くの偉大な方達も数え切れないほどの失敗を重ね、成功への道を自ら切り拓いているんです。失敗を恐れることなく何度も挑戦していく勇気があれば誰にだって成功できる。
失敗=良いイメージに変わったのではないでしょうか。
失敗はしてもいい!悪いことではないから。失敗した原因を知ることができて、そこから改善点を見出すことができる。失敗から学ぶことができるプラスに思えるようになれたのではないでしょうか。
「使い方」失敗した時にやる気にさせるとき
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]畑にトマトを取りに行ったんだが全部ダメだったんじゃよ。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]あら。それは残念でしたね。[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]次はトマトはやめて違う野菜にしようかのう。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]一度失敗しただけでもう諦めるんですか!失敗は成功の母というじゃないですか。[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]そうじゃの!よーし!諦めずにもう一度挑戦しみようかのう。[/chat]
「例文」失敗したときに声をかけるとき
失敗は成功の母ともいうけど、ただ失敗を繰り返してるだけ。
失敗ばかりで何も改善されていない。
諦めずに挑戦していることさえも否定しているように思われてしまうので、気をつけましょう。
否定するような使い方になってしまうので注意しましょう。
失敗は成功の母というし、諦めずに挑戦し続けよう。
失敗は成功の母というが、失敗から学び試行錯誤を繰り返せなければこの結果には結びつかなかっただろう。
どちらも物事に対して前向きな時に使われていますね。
参考文献:北原保雄編著(2007)『明鏡 ことわざ成句使い方辞典』大修館書店
「類義語」失敗は成功の母2つ紹介
・七転び八起き
・禍を転じて福となす
どちらも、失敗を恐れずに挑戦した結果成功に結びついたという意味が込められています。
「対義語」失敗は成功の母2つ紹介
・二の舞を演じる
・轍を踏む
どちらも、前の人と同じ失敗を繰り返すことを意味しています。
「英文」失敗は成功の母2つ紹介
『Failure is the stepping stone to success.』
訳:失敗が成功を教える。
”Failure is the stepping”→失敗は踏み台
『He that never did one thing ill can never do it well.』
訳:一度も失敗を経験したことのない者は成功できない。
”never did one thing ill ”→失敗を一度もしなかった
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
いかがでしたか??
失敗から学ぶことが大事である
失敗は悪いことではなく諦めずに挑戦し続けることで成功につながる
失敗=悪いイメージを良いイメージに変えることができましたよね。
ただ失敗を繰り返すだけでは皮肉な意味で使われてしまうので、失敗の原因を探り改善点を考えることが大事なので忘れずに!!
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