あなたは喪家の狗(そうかのいぬ)ということわざをご存知ですか?
あまり有名なことわざではないため聞いたことがない方も多いと思います。
「喪家」とは喪中の家の人。「狗」は「犬」のことで、葬式があった家では、悲しみのあまり飼い犬に餌をやることも忘れ、犬はやせ衰えていくことから、やせ衰えて元気のない人のたとえです。
本記事では、「喪家の狗」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。
読み方 | 喪家の狗(そうかのいぬ) |
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意味 | やつれてしまって元気のない人、落胆して志を得ない人のたとえ。また、身を落ち着かせるところがなく放浪している者のたとえ。 |
使い方 | 彼は仕事がいそがしくて喪家の狗のようにやつれている |
英文訳 |
feeling lost like a stray dog
|
類義語 | 忌中の家の犬のよう |
喪家の狗(そうかのいぬ)とは
「喪家」とは喪中の家の人を表し、「狗」は「犬」のことを表します。
葬式があった家では、悲しみのあまり飼い犬に餌をやることも忘れ、犬はやせ衰えていくことから、やせ衰えて元気のない人のたとえに使われるようになりました。
また、「喪家」は「家を失う」という意味もあることから、宿なし犬、野良犬の意味とする説もあります。
「意味」やつれてしまって元気のない人
「喪家の狗」の意味とは
やつれてしまって元気のない人、落胆して志を得ない人のたとえ
を表します。
「ことわざのイメージ」
葬式があった家でご飯がもらえずやせ細っていく犬をイメージするとわかりやすいです。
「使い方」やつれている人を例えるとき
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]僕は君のために一生懸命働くよ![/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]本当にそんなに頑張って大丈夫?[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]寝る間もないけど君のために頑張るよ![/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]なんだかやつれているわ・・・まるで喪家の狗のようね・・・[/chat]
「例文」喪家の狗(悪い例・良い例)
栄養ドリンクをのんでまるで喪家の狗のようだ。
これは元気になっているので真逆の意味ですね。
働きすぎて喪家の狗のようにやつれていて心配だ。
「類義語」喪家の狗1つ紹介
★忌中の家の犬のよう
1.痩せ衰えて元気のない人のたとえ
葬式のあった家では、悲しみのあまり飼い犬に餌をやることも忘れるため、犬は痩せ衰えていくことから
2.飼い主に見捨てられた犬のこと
飼い主を亡くした犬は、家を失い行き場所がなくなることから
「英文」feeling lost like a stray dog
野良犬のように失われた感じ
まさにやつれてさまよっている感じがイメージできますね。
まとめ
ここまで「喪家の狗」についてのべてきました。
みなさんは喪家の狗のようにならないようにしっかり休んでくださいね。
意味:やつれてしまって元気のない人
語源:葬式があった家では、悲しみのあまり飼い犬に餌をやることも忘れ、犬はやせ衰えていくことから、やせ衰えて元気のない人のたとえに使われるようになりました。
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