仕事や作業をしていて、もっとスピーディーにできたらいいなあ…とか、もっと上手に作成できたらいいのに…などと感じたことはありませんか?
なかなか上手くいかなくて、焦ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな時に思い出してほしいのが、「牛も千里、馬も千里」ということわざです。
本記事では、「牛も千里、馬も千里」という言葉の意味や類義語、使い方などわかりやすく解説していきます。
焦らず、マイペースでも大丈夫!と、気持ちにゆとりが出てくるかもしれません。
早速みていきましょう!
読み方 | 牛も千里、馬も千里(うしもせんり、うまもせんり) |
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意味 | 早くても遅くても、また上手でも下手でも、行き着く結果は同じだから慌てることはない |
使い方 | 焦らなくて大丈夫というとき |
類義語 | 早牛も淀、遅牛も淀
早舟も淀、遅舟も淀 |
牛も千里、馬も千里
「意味」早くても遅くても、上手でも下手でも、慌てることはない
早くても遅くても、上手でも下手でも、行き着く結果は同じだから慌てることはない、というのが「牛も千里、馬も千里」の意味です。
歩みの遅い牛でも、早く走る馬でも、いずれは同じ目的地に着く、ということが語源となっています。
得手不得手があっても、地道に努力をすれば目標が達成できる、ということなんですね。
[box01 title=”千里とは”]1里の1000倍。里とは日本古来から距離を表す単位です。具体的には、1里が約3.9㎞なので1000里は約3900㎞になります。千里とは、遥か遠い距離を表す比喩表現として使われているのです。[/box01]
[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]千里はめちゃくちゃ遠いなあ…[/chat]
「使い方」焦らなくて大丈夫だというとき
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]来月は友達と一緒に富士山に登る予定なんだよ[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]まあ、富士山なんて凄いですね。体力は大丈夫ですか?[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]時間はかかるかもしれないが、登頂することが目的だから、ゆっくりいくよ[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]牛も千里、馬も千里って言いますからね。ゆっくり自分達のペースで行ってきてくださいね[/chat]
この例文のように、焦らなくて大丈夫だよという意味合いで使っています。
「例文」行き着く結果は同じだから慌てることはない
・牛も千里、馬も千里なのだから、そんなにスピードを出さずに安全運転でお願いね!
・友達の受験勉強の進み具合に焦ってしまうけど、牛も千里、馬も千里なので、自分のペースでコツコツと頑張るわ。
「類義語」「牛も千里、馬も千里」2つ紹介
早牛も淀、遅牛も淀
京都を出た牛は、その歩みに速い遅いがあっても、結局は淀に着くことから、物事はその速さにかかわりなく、結果は同じであるというのが「早牛も淀、遅牛も淀」の意味です。
※淀⇒京都市伏見区南西部の地名
早舟も淀、遅舟も淀
速い遅いの違いがあっても、行き着く先は同じだから慌てないでよい、というのが「早舟も淀、遅舟も淀」の意味です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
使い方は、焦らなくて大丈夫というとき
どうしても人と比べて、遅いとか下手だとか気にしてしまいがちですが、そんな時は「牛も千里、馬も千里」を思い出してください。
慌てず焦らず、コツコツと目標に近づいていきましょう!
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