「鞍上人なく鞍下馬なし」とは?意味や使い方と例文を徹底解説!

「鞍上人なく鞍下馬なし」とは?意味や使い方と例文を徹底解説!
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「鞍上人なく鞍下馬なし」ということわざは、騎手がいなければ馬を乗せられないように、人がいなければ物事は成り立たないという意味を表しています。つまり、人と物事は密接に関係し合っており、どちらか一方が欠けてしまうと、その関係は成り立たなくなるということです。また、このことわざは、一人でできることには限界があることを示唆する言葉でもあります。常に協力し合い、助け合いながら物事を進めることが大切であることを教えてくれます。

また人を褒めたり讃えたりする時にも使います!なので、覚えてみてください!

それでは、より詳しく「鞍上人なく鞍下馬なし」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます!

早速見ていきましょう!

読み方鞍上人なく鞍下馬なし(あんじょうひとなくあんかうまなし)
ローマ字Anjo hito naku anka uma nashi
意味巧みに物事を操れる人を褒めるということ。
使い方「鞍上人なく、鞍下馬なしと言うように、見事な連携プレイだった。」
英文訳riding a horse so skillfully that it appears as if man and horse have become one.(人と馬が一体化したかの見えるように巧みに馬になる。)
類義語
  • 打って一丸となる
  • 蟻集まって樹を揺るがす
  • 人馬一体
目次

「鞍上人なく鞍下馬なし」

鞍上人なく鞍下馬なし

あん」とは、馬や牛の背に取り付け、人や荷物をを運ぶために使う道具。

語源

人と馬の心が通い、鞍の上に乗る人(騎手)と馬が一つのものに見えることからきています。

「意味」巧みに物事を操れる人を褒めるということ

「鞍上人なく鞍下馬なし」は、巧みに物事を操れる人を褒めるという意味もあると考えれます。

ところで皆さん、”連携をとる”と聞くとどんなことが思い浮かびますか?

スポーツ、チームワーク、仕事など。

さまざまなことが浮かんでくると思います。

この中の、仕事についてお話しします。

仕事場での連携はすごく大事なことだと思います。1つの連携がうまくいけば利益につながることもあると思います。

では、上手くいく連携とはどんなことが挙げられると思いますか?

”コミュニケーションをとる”

私はこれが1番大切だと思います!

なぜなら、コミュニケーションを取ることで相手の苦手なこと、得意なことなど沢山知ることができます!

そこで、相手と足りない部分を補い合うことができればとても良い連携がとれますよね!

ここで、出てくるのが「鞍上人なく鞍下馬なし」と言うことわざです!

とても良い連携がとれた部下へ、

「鞍上人なく鞍下馬なしのように、とても良い連携だった!」

と、伝えてみてください。言われた部下の方は、とても嬉しいはずです!

「使い方」褒めるとき

2人の娘→ためこ

なるぞう

ためこの受験が終わってほっとしたなぁ。

なるこ

ためこよく頑張りましたもんね!

なるぞう

なるこさんの飴と鞭を使い分ける、鞍上人なく鞍下馬なしというように、合格まで指導してくれたおかげだよ!

なるこ

そんなに褒めてくれてありがとう。

この例文のように、良い連携がとれていることをに褒める時に使います。

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

「例文」鞍上人なく鞍下馬なし・3つ紹介

例文1:「運動会の二人三脚で、A君とB君は、鞍上人なく鞍下馬なしと言うように、すごい連携をみせたな!」

例文2:「A君Bちゃんカップルの動画は、鞍上人なく鞍下馬なしと言うように、いつも面白い。」

例文3:「バスケの試合で⚪︎番と⚪︎番の連携は、鞍上人なく鞍下馬なし、とてもすごかった。」

上記の例文を見て分かる通り「鞍上人なく鞍下馬なし」は、

とても明るく元気になるようなイメージで使うと良いです!

「類義語」鞍上人なく鞍下馬なし・3つ紹介

「鞍上人なく、鞍下馬なし」の類義語をいくつか紹介します。

打って一丸となる

意味:関わる全ての人が、心を一つにし何かを行うこと。

例文:「チーム全員、打って一丸となって試合に挑む。」

あり集まって樹を揺るがす

①意味:ありのような小さくて力の弱いものでも、沢山集まれば大木も揺るがすことができると言うたとえ。

②意味:身の丈に合っていない大きな希望を抱くこと。

例文:「蟻集まって樹を揺るがすというように、私も今年の選挙では勝てるかもしれない。」

人馬一体じんばいったい

意味:騎手と馬が一つになったかのように見えるように、巧みな技術で連携を行うこと。

例文:「人馬一体となり、草原を駆け巡る。」

豆知識コーナー

マツダは、「人馬一体」を掲げて車を作っているそうです。つまり、人と車が一体となることを指しています。人と車が一体となり、今までにない爽快感を味わって欲しいと言う思いがあるそうです。

「人馬一体」を実現するために取り組んでいることは、車中心のモノづくりではなく、人中心のモノづくりです。

なぜ、人中心のモノづくりなのかと言うと、人が歩くときは無意識のうちにバランスを取って歩きます。

無意識=自然に行う

これを車作りに反映すると、車が自分の手足のような一体感が出せると言うことです。

このようにことわざが、今を変えようとすることがあるのは驚きました!!

「英文」鞍上人なく鞍下馬なし・1つ紹介

「鞍上人なく、鞍下馬なし」の英文や、単語の意味を解説していきます。「鞍上人なく、鞍下馬なし」を英文で、

riding a horse so skillfully that it appears as if man and horse have become one.(人と馬が一体化したかの見えるように巧みに馬になる。)

と、表します。

  • riding a horse…騎乗用の馬に乗る
  • appears as if man and horse…まるで人と馬がのように見える
  • become one…いっしょになる

まとめ

いかがでしたか?

・意味は → 良い連携を褒めること

・使い方 → 褒めたり讃えたりする時に使う

このことわざは本当にポジティブな意味なので、覚えて使うと、チーム全体の雰囲気やモチベーションがあがりますね!

これからも、良い連携をとっていってくださいね!

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