『煩悩の犬は追えども去らず』とは、意味・使い方・例文を徹底解説します。

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煩悩と言えば、除夜の鐘をつく回数は煩悩の数と言われています。

ことわざから、なんか仏教と犬の習性が感じられるますね。

どんな意味があって、どんな時に使えば良いか徹底解説していきます。

読み方	ぼんのうのいぬはおえどもさらず
ローマ字	BONNOUNOINUHAOEDOMOSARAZU
意味	煩悩ははらってもはらっても、後からわいてきて、人にまといつく犬のように心から離れない。
使い方	新作のスマホが出るたびに買い替えたくなる衝動にかられる。煩悩の犬は追えども去らずとは、よく言ったもんだ。
類義語	意馬心猿
英文	Ambition is the last affection a noble mind can put off.

煩悩の犬は追えども去らず

「煩悩」とは、仏教用語の一つで、人の心身を悩ませ苦しめる精神の働きのこと。いくら追い払っても犬がまといついて離れないように、人間の欲望や欲求が湧いてきてなくならないという事。

「意味」煩悩は犬が人にまといつくようなもの

犬がまといついて離れない時があるように、人間の欲もとめどなく湧いてきて無くならないということ。

「使い方」人の欲が自然にわいてくる様子

お坊さん編

良い例と悪い例「キーワード」

「煩悩の犬は追えども去らず」悪い例

煩悩の犬は追えども去らずで、公園に住み着いてるようだ。

『解説』煩悩の犬は、まといついてくる犬のように、欲望が湧いてきて心から離れない精神状態を、犬になぞらえて表した言葉なので、動物の犬ではないです。

「煩悩の犬は追えども去らず」良い例

宝くじが当たったらBMW車を買いたいし、海外旅行にも行きたいし、煩悩の犬は追えども去らずとは、このことですね。

「類義語」　煩悩の犬は追えども去らず

意馬心猿・・・馬が走り猿が騒ぐのはおさえがたいことから、人の煩悩・欲情のおさえがたいことのたとえ。

「英文」煩悩の犬は追えども去らず　

Ambition is the last affection a noble mind can put off.

訳：野心とは、高貴な精神の持ち主でもなかなか遠ざけることができない激情である。

まとめ

ここまで、『煩悩の犬は追えども去らず』について解説してきましたが、いかがでしたか？

それでは、おさらいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

人間にとって欲はほどほどに、なにごとも良い加減で付き合っていきたいものです。