鎮守の沼にも蛇は棲む(ちんじゅのぬまにもへびはすむ)意味や使い方は!?

鎮守の森にも蛇はすむ
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Photo by (c)Tomo.Yun  http://www.yunphoto.net

鎮守ちんじゅの沼やへびって言葉だけで何だか怖くて妖怪を連想させるイメージです。RPGにも登場しそうですね。でもこのことわざには何か大事な意味を表しているような気がしませんか?

恐怖感がぬぐえないこのことわざ「鎮守の沼にも蛇は棲む」ちんじゅのぬまにもへびはすむの意味や使い方をわかりやすく説明していきます。

 

読み方 鎮守の沼にも蛇は棲む(ちんじゅのぬまにもへびはすむ)
意味 悪はどこにでもひそんでいるという意味
使い方 平穏へいおんな空間にも悪い事をする者がいる、を例える時に使う
英文訳 There’s is a black sheep in every flock
類義語 明日は雨降り他人は泥棒と思え/雨垂あまだれは三途さんずの川

 

目次

「鎮守の沼にも蛇は棲む」とは?

鎮守の沼にも蛇は棲む

このことわざには由来はないそうですが、普段から注意して生活していくことを示唆しさしているので、故人の知恵が込められた言葉を説明していきたいと思います。

「意味」 鎮守の沼にも蛇は棲む、の意味について

鎮守という言葉は、神に守られた聖域や兵を駐屯ちゅうとんさせてしずめ守るといった意味合いを持ちます。また、ここでいう蛇は悪い事や者を表しています。

つまり、神聖な沼地であっても邪悪じゃあくんでいる=どんな安全な場所にも悪は必ずいるものだ、という意味を表しています。

蛇は信仰しんこうの対象であり神の化身けしんとも扱われることもあります。古代から蛇に対しては信仰が存在し、現在でもまつられている場所もあります。決して悪の象徴というわけではありません。

「ことわざのイメージ」

安心できる世の中であっても人間の悪事は必ず起こる、注意力を持って生きよという忠告

「使い方」どこにでも悪事は潜んでいるという事を表すとき

 

わん五郎
大変だ大変だ!おまわりさんが逮捕された!
しば子
おまわりさんが逮捕!?何があったの?
わん五郎
ご近所の家に盗みに入ったんだって!
しば子
おまわりさんが泥棒をするなんて…鎮守の沼にも蛇は棲む、ね。安心できないわ。

この例文のように、まさかおまわりさんがそんな悪事を働くとは思いもよらないですよね。どのような場所にも悪は潜んでいるのですね。

 

「例文」まさかこんな所に悪事が!?

鎮守の沼にも蛇は棲む

あなたのすぐそばにも悪事は潜んでいるかもしれない!?

こちらのミスにより、人柄が温和なお得意様に謝罪に行くものの余計な一言で怒らせてしまった。鎮守の沼にも蛇は棲むというし今後気を付けなければ。

➡おそらくこれは「やぶをつついて蛇を出す」の意味合いですね。温和な人でも怒っている時に余計な発言はくれぐれもつつしみましょう。

親友だと思っていたA君に買わされた絵が偽物にせもので、まんまとだまされた!鎮守の沼にも蛇は棲むとはこのことだ。安心しきらず注意しなければいけない。

➡親友であるA君に裏切られたとはかなりショックです。親友だから、家族だからと安心しきっている相手に騙されるとは思いもよらないですよね。

 

「類義語」類似することわざ2つ紹介

「鎮守の沼にも蛇は棲む」の類義語は存在しませんが、同じような意味や注意をうながようなことわざを2つ紹介します。

参考①
明日は雨降り、他人は泥棒と思え

(あすはあめふり、たにんはどろぼうとおもえ)

油断は禁物きんもつであるということ。

もしも明日が雨でも困らないように事前の用意を忘れず、見知らぬ人には警戒けいかいするに越したことはない。

参考②
雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)

いつも用心を怠るなという戒めの意味を持つ。

雨の滴るしたた軒下から一歩外に出ればどんな危険が待ち合わせているかわからない事の例え。

 

共通するのは、何事にも用心深く慎重しんちょうに立ち向かってこそ、失敗せずに成功するものであるという意味ですね。

「対義語」関連することわざ2つ

鎮守の沼にも蛇は棲むの対義語は存在しませんが、対義的な意味の「油断・注意」に関連することわざを2つ紹介します。

油断を意味する
山に躓かずして垤に躓く(やまにつまづかずして てつにつまづく)

人は大事おおごと(山)には用心するので失敗しないが、小事こごとてつ)には油断して失敗しやすいということを表している。垤は蟻塚ありづかのこと。

まさかの出来事!?
雌牛に腹突かれる(めうしに はらつかれる)

雌牛めうし雄牛おうしより大人しい性格だが、その雌牛からつので腹を突かれた。甘く見ていた相手にひどい目にあわされることを表している。

油断して思わぬ失敗をする例え。

 

「英文」 black sheep 2つ紹介

鎮守の沼にも蛇は棲む

羊の色や群れを例にした英文があります。

しば子
There’s is a black sheep in every flock
わん五郎
どの群れにも黒い羊はいる、厄介者やっかいものはどこでもいるという意味

 

他にもこのような表現もあります。

元の表現は、the black sheep of the family(一家の黒いヒツジ)というもので、「一家の厄介者」を意味します。日本語にも「毛色が違う」という表現がありますが、白いヒツジの群れの中に黒いヒツジが1頭だけいるイメージですね。

オリヴァーは、black(黒)をrainbow(虹色)に変えています。これは、レインボーカラー、つまり虹色がセクシュアルマイノリティーのシンボルカラーであることを踏まえた表現です。

英語black sheep(厄介者)をもじったrainbow sheepってどんな意味?より引用

ことわざの本来の意味とは少し離れてしまいましたが、こういった表現方法もあると知っていただけたらと思って紹介しました!

まとめ

今も昔も変わらないのは、悪はどこにでもいるから普段から注意して生きよということですね。人は油断する生き物ですし、こういったことわざを受け継いでこれてありがたいと思います。

鎮守の沼にも蛇は棲む、まさかあの人がこんな悪事を…って場面でぜひ使ってくださいね!

安心できる場所にも悪い事は潜んでいる。普段からよく注意していかなければならない。

 

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