泥中の蓮(でいちゅうのはす)の意味と使い方を徹底解説

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「泥の中に一輪の美しい花を見つけた。」

その一言で、あなたはどんなことを連想しますか?

まるで歌詞の一部のようですが、まさにそのようなことわざがあります。

このページでは「泥中の蓮」ということわざの意味と使い方を解説します。

読み方 泥中の蓮(でいちゅうのはす)
意味 汚れた場所にいても、それに影響されることなく、心が清らかで美しいこと
使い方 人の心や行いが、悪い環境の中にいても清く正しいことに使います。
例文 どれだけまわりがずる賢くても、しっかりとルールを守った彼はまるで泥中の蓮だ。
由来 仏教の教え
類義語 涅すれども緇まず
英訳 A myrtle among thorns is a myrtle still.(茨の中でもギンバイカはギンバイカ)

 

目次

泥中の蓮(でいちゅうのはす)の意味と使い方を徹底解説

蓮

意味 粗悪な環境に染まらず、清らかで美しい心を持っていることのたとえ

意味は悪い環境にいても染まることなく、清らかで美しい心を持っていることのたとえです。

 

使い方 人の心や行いを表すのに使用

「清らかで美しい心」を持っていることなので、人の性格や行動を表すのに使用します。
した
[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]外見が美しいことではないではないぞ!![/chat]

また、その人が置かれている環境が粗悪なものでないと使用できません。

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]誉め言葉のようだけど、使うときは注意が必要ですね[/chat]

例文(良い例・悪い例)

 

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]朝、繁華街でひたすらゴミを拾っている青年のことを知っているかい?[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]ああ、見たことあるわ。それにしても、あの繁華街の汚れ具合はひどいわね。[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]まわりに「ゴミなんて拾っても意味ねーぞ」って言われても続けてるらしいね。[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]あの辺は治安も良くないしポイ捨てする人も多いわ[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]それでもごみ拾いを続ける青年はまさに泥中の蓮じゃ!![/chat]

[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]花を扱うことわざだから、なんとなく女性のイメージがつくが、男性のことも言い表せるぞ!![/chat]

男しかいないサークルに入部してきた彼女は泥中の蓮だ。美しく目の保養だった。

中身の美しさではなく、見た目の美しさについて触れているのでこれは使い方として正しくありません。

花を扱うことわざは、外見の美しさや女性を表現しているように思われがちですが、「泥中の蓮」は内面の美しさを持つ人に男女問わず使用できます。

 

 

由来 仏教の教え

由来は仏教の教えです。

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]蓮の花は仏教のシンボルです![/chat]

仏教の観点からすると、世の中は泥のような悪い環境であり、泥のなかで花を咲かせる蓮の姿に人の心の清らかさや美しさを重ねたと言えます。

[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]植物や花は良い環境で美しく咲くイメージが強いが、蓮の花は泥のなかでしか咲かんのじゃ![/chat]

 

類義語 涅すれども緇まず

類義語にでつすれどもくろまず」があります。

[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]中国の思想書「論語」の一文ですぞ[/chat]

意味は「本当に白いものは黒い染料で染めても黒くならない」という意味です。

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]蓮と泥、白いものと黒い染料…かけ離れてみえるけど、こう考えると共通するものがあるわね[/chat]

英訳 茨の中でもギンバイカはギンバイカ

仏教がメジャーではない英語圏では、英訳に蓮(lotus)は登場しません。

英訳は

A myrtle among thorns is a myrtle still.(茨の中でもギンバイカはギンバイカ)
です。
myrtle(マートル)はギンバイカという意味の単語です。
[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]「読書好きの方はハリーポッターの登場人物を連想したかもしれぬな[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]ハーブに詳しい人も、聞いたことのある名前かもしれませんね[/chat]
ギンバイカは以下の画像のような植物です。
蓮2

 

ギンバイカの花は良い香りがして、またギンバイカは古代ローマでは「おめでたい花」として扱われていたそうです。

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]「愛の女神」の木として、結婚式の花嫁の冠にも使われていたそうよ[/chat]

茨の中に、白くてかわいらしいこんなお花を見つけたら、泥の中に蓮を見つけるのと感覚的には似てそうですね!

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”left” border=”green” bg=”none” style=””]蓮とはまた違ったイメージだけれども、この花もすてきね[/chat]

まとめ

「泥中の蓮」の意味は悪い環境にいるのにもかかわらず、心が清らかで美しい人のことです。

[chat face=”tameninaruzo2.jpg” name=”ためになるZO” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]外見ではなく、心のことを言い表すことわざだよ[/chat]

「泥中の蓮」のような人間はなかなかいないかもしれませんが、このページを読んだあなたは、苦境のなかでも心が美しい人をみたときに、脳内に泥と蓮が思い浮かぶかもしれませんね。

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