江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)の意味と使い方とは?例文もご紹介!

江戸の敵を長崎で討つ
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江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)ということわざをご存じでしょうか?聞いたことはあるけど、説明する自信はないという方や、全く知らないなど様々な方がいらっしゃると思います。

本記事では、「江戸の敵を長崎で討つ」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!

 

読み方 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
意味 意外な場所や筋違いなことで、以前受けた恨みの仕返しをすることのたとえ。また、関係のない者を討って気を晴らすことのたとえ。
使い方 仕返しをするとき。
類義語 江戸の仇を駿河で取る

 

目次

江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)

江戸の敵を長崎で討つ

~「江戸の敵を長崎で討つ」の由来~

江戸の地で受けた恨みを、長崎という遠く離れた地で返すことです。
また、文政年間(1818~30)に大阪の見世物師が江戸で江戸の見世物を圧倒したが、その見世物師が長崎の見世物師に人気を奪われたときに出た言葉といわれています。

「意味」恨みを返すことである

意外な場所や筋違いなことで以前の恨みを晴らすという意味です。
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]執念深い恨みを晴らすという意味で使うのは誤りじゃぞ。例えば、こんな使い方は間違いじゃ。

江戸の敵を長崎で討つというように、何年たっても必ず仕返しをするぞ。[/chat]

「ことわざのイメージ」

皆さんは先輩や目上の人から理不尽な理由で怒られた経験はありますか?そんな時、どんな方法でもいいから少しでもいいから、仕返しをしたいと思うかもしれません。

そんな時に、思わぬ方法や場所で仕返しをするという意味がこのことにはあります。

「使い方」仕返しをするとき

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]この間会議で後輩に仕返しをされたそうじゃな。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうなんです。以前、後輩と飲みに行った時にちょっとした口喧嘩をしてしまって。それを根に持っていたみたいなんです。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]江戸の敵を長崎で討つじゃな。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]そうですね。[/chat]

 

この例文のように、意外な場面で恨みを晴らす(晴らされる)という意味合いで使っています。

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

「例文」恨みを晴らすとき

この間あの人の妹と喧嘩したの。江戸の敵を長崎で討つっていうし兄で恨みを晴らそう。

違う人で恨みを晴らすという意味までは含まれていませんね。

江戸の敵を長崎で討つ

以前分かれた彼女に、会議で集中的に攻撃された。江戸の敵を長崎で討つだな。

彼女は、プライベートでの恨みを会議で晴らしましたね。

「類義語」江戸えどあだ駿河するが

旅人が江戸で恨みを買ってしまい、相手はその恨みを晴らすために、旅人が江戸から駿河に移動してから仇討ちをするという話が由来です。「江戸の敵を長崎で討つ」と由来が違うだけで、意味は同じです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

意外な場所や筋違いなことで以前受けた恨みを晴らす

「江戸の敵を長崎で討つ」にはこのような意味がありましたね。恨みは怖いですね。いつどんな形で返されるか分かりません。恨みを持たれる前に、仲直りをするなりしておいた方がいいと思います。

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