あなたは「ごまめの歯軋り」ということわざを知っていますか?
ごまめの歯ぎしりとは「実力のない人が、無駄に苛立ったり悔しがったりすることのたとえ」をあらわしています。
ごまめとは、聞きなれない言葉ですよね!
本記事では、「ごまめの歯軋り」の意味や使い方、例文や類語など詳しく解説していきます!
それでは早速見ていきましょう。
読み方 | ごまめの歯軋り(ごまめのはぎしり) |
---|---|
意味 | 実力のない人が、無駄に苛立ったり悔しがったりすること |
使い方 | イライラしたり悔しがるとき |
英文訳 | To no more purpose than to beat your heels against the ground.
(かかとで台地を蹴るのと同様にやりがいがない) |
類義語 | 石亀の地団太/蟷螂の斧/泥鰌の地団太 |
「ごまめの歯軋り」とは
「意味」実力のない人が、無駄に苛立ったり悔しがったりすること
「ごまめの歯軋り」とは実力のない人が、無駄に苛立ったり悔しがったりすることです。
また、その行為自体が無駄であるということのたとえにも使われます。
「ことわざのイメージ」
- 実力のない人が、無駄にイライラしている。
- 怒る必要のない状況で怒っている。
「使い方」やたらと憤慨するとき










「例文」イライラしたり悔しがるとき
それでは例文を見ていきましょう。良い例と悪い例のあとは、実際に文献で使われている例文を確認していきます。
奥さんはいつも寝ている時ごまめの歯軋りをして困る。



足の速い選手に自分は適わないと分かっているが、自分が予選落ちしたことに対して、ごまめの歯軋りをした。



それでは、実際の文献で使われている例文を見てみましょう。
「類義語」ごまめの歯軋り3つ紹介
石亀の地団太
身の程を考えず、他をまねようと力んでも限界があるというたとえ。



蟷螂の斧
力のない者が、自分の実力もかえりみず、強い者に立ち向かうこと。



泥鰌の地団太
泥鰌がくやしがって足をふみならしても、地団太と言えるものでないことから、弱い者が能力をわきまえず、強い者に立ち向かうこと。無謀で身の程知らず。
「英文」To no more purpose than to beat your heels against the ground.
(かかとで大地を蹴るのと同じように、やりがいがない。)
まとめ
それでは最後に、ポイントをまとめていきます。
- 「ごまめの歯軋り」とは実力のない人が、無駄に苛立ったり悔しがったりすること。
- 怒る必要のないときに、無駄に、むやみやたらと怒ったり、悔しがったりすること。
- その怒る行為自体も無駄だということ。
さて、いかがでしたでしょうか?
あなたは、このことわざのように、むやみやたらと怒ったりはしてないでしょうか?
人は怒るとエネルギーを消費します。本当に怒らないといけない時はエネルギーを使って怒るのは良いと思います。
しかし、そうでないのならば、無駄に怒るのはエネルギーがもったいないですよね!その分ほかのことにエネルギーを向けれることでしょう。
本記事が、明日から…いえ、今から生活の役に立てていただけると幸いです♪
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