「命あっての物種」意味とは?ことわざの覚えやすい使い方と類義語、対義語を解説!

命あっての物種
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皆さんは、命に関わる危険な体験をしたことがありますか?どんな体験や感動も命あってのものですよね。

本記事では、「命あっての物種」という言葉の意味や類義語、対義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!

読み方 いのちあっての物種ものだね
意味 何事も命があってこそ初めてできるものだというたとえ。
使い方 好きなことをして生きるとはいっても命あっての物種なのだから、少しは体の健康も考えたほうがよいと思うよ。
英文訳 While there is life, there is hope.(生きている限り希望がある)
He that fights and runs away may live to fight another day.(戦って逃げる者は、生き延びて他日にまた戦う機会がある)
There is always life for a living man.(生きている人間にはいつも命がある)
類義語 命あっての事、命に過ぎたる宝なし、命は宝の宝、命は法の宝、死んで果実が咲くものか、身ありての奉公
対義語 命は鴻毛こうもうよりも軽し、命より名を惜しむ、虎穴こけつに入らずんば虎子こじを得ず

 

目次

いのちあっての物種ものだねとは

命あっての物種

「命あっての物種」とは、何事も命あってのことだから、命の危険にかかわることは避けるべきだということ。いかなるときでも命は大切にすべきだという戒めです。「物種」とは、物事の元になるもののことで、根源とも言います。

「意味」何事も命があってこそ初めてできるもの

何事も命があればこそで、死んでしまっては元も子もなくなりますよね。 生命にかかわる危険はなんとしても回避し、ともかく生き延びれば希望も生まれるという意味です。

「ことわざのイメージ」

命がなければ素晴らしい体験をすることも、嬉しいと感じることもできませんよね?

「命あっての物種」という言葉には、「命があることへの感謝を忘れてはならない」というメッセージが込められているのかもしれません。命は大切にしましょう。

「使い方」命が1番大切と伝えるとき

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]なるこさん、ワシはこれから登山に挑戦しようと思うんじゃ。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]どんな山に登るの?[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]エベレストに挑戦しようと思ってるんじゃよ。何歳になっても挑戦し続けることは大事だからのう。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]その心意気は素晴らしいけど、命あっての物種だよ。せめて富士山とかに目標を変えた方がいいと思うわ。[/chat]

この例文では、命がなければ挑戦することすらできなくなる、という意味合いで使っています。

「例文」物種の言い方に注意

なんだかんだ言っても、結局は命あってのものだねえ~。

「物種」を「物だ(助動詞)ね(助詞)」とするのは誤りです。

なんだかんだ言っても、結局は命あっての物種だ。
物種とは、物のもととなるものです。

「類義語」命あっての物種3つ紹介

命に過ぎたる宝なし

命以上に大切なものはこの世にないということ。

死んで果実が咲くものか

生きていればこそよいこともあるだろうが、死んでしまえばすべておしまいである。死を望む者に対して、むだに命を捨てるものじゃないと言い聞かせる言葉。

身ありての奉公

何事も健康なわが身があってこそのことである。 生命を大切にして、生涯を全うするよう心がけたいものであること。

[chat face=”sennin_kuchu_fuyuu-e1623152304696.png” name=”くわしいぞう” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]似たような意味でも、少しずつ使い方が違うから、しっかり覚えよう![/chat]

「対義語」命あっての物種3つ紹介

命は鴻毛こうもうより軽し

正義のためであれば、命を捨てても惜しくないということ。「鴻毛」はおおとりの羽毛のことで、非常に軽いもののたとえ。

命より名を惜しむ

命を惜しんで辱めを受けたり、不名誉な生き方をするより、名誉を重んじて潔く命を捨てたほうがよいということ。

虎穴こけつに入らずんば虎子こじを得ず

虎が住むほら穴に入らなければ、その中にいる虎の子を捕獲することはできない。あえて身の危険をおかさなければ、大きな成果を挙げることはできないというたとえ。「虎子こじ」はめざましい功績や手柄の比喩。

「英文」命あっての物種3つ紹介

While there is life, there is hope.

・While there is life, there is hope.(生きている限り希望がある)

He that fights and runs away may live to fight another day.

・He that fights and runs away may live to fight another day.(戦って逃げる者は、生き延びて他日にまた戦う機会がある)

There is always life for a living man.

・There is always life for a living man.(生きている人間にはいつも命がある)

命の大切さを戒める言葉は日本語にも英語にもたくさんありますね。

まとめ

いかがでしたか?

何事も命あってのこと。命を大切にしなければならないという戒め。

「物種」を「物だ(助動詞)ね(助詞)」とするのは誤り。

命はとても大切なものですが、富や権力、名誉の方が大切だという人もいます。大切なものは人それぞれだからこそ、それらを主張することわざは言葉を問わずたくさん存在しているのかもしれませんね。

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