「急がば回れ」とは?意味や由来&わかりやすい使い方を徹底解説!

急がば回れ
URLをコピーする
URLをコピーしました!

急がば回れ(いそがばまわれ)」ということわざを知っていますか?よく見るけど、ことわざの意味は分からない…なんて方もいらっしゃるかもしれません。

本記事では、「急がば回れ(いそがばまわれ)」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、「急がば回れ(いそがばまわれ)」マスターになっているでしょう!

読み方急がば回れ(いそがばまわれ)
意味危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策だということ
使い方急いで物事をなしとげようとするとき
英文訳Make haste slowly.
(ゆっくり急げ)
類義語急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)
目次

急がば回れ(いそがばまわれ)

急がば回れ(いそがばまわれ)

急がば回れ(いそがばまわれ)とは、早く着きたいと思うときは、危険な近道よりも安全という確信がある遠回りのほうがはやく目的に達することができることのたとえです。

(1)類義語

急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)

このことわざも何をするにも焦って取り組むと失敗しがちであるため、急いでる時ほど落ち着いて行動せよという意味があります。

(2)対義語

先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)

何をするにも人よりも先に取り組むことで、有利な立場に立つことができるという意味があります。

「意味」危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策だということ

あなたも目標に向かって何かを取り組むときに、最短の道を選んで失敗した経験はありませんか?

「急がば回れ(いそがばまわれ)」ということわざは、危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策だという意味があります。

このことわざの語源となったのは、宗長の「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」という歌です。

この歌は京都へ向かっているときに室町時代の連歌師である宗長によって歌われました。
当時京都へ向かうには、滋賀県の草津市から大津市を結んだ矢橋を使って琵琶湖を横断する海路のほうが、瀬田の陸路よりも早く到着するが、突風により非常に危険な航路であったためこの歌が歌われました。

安全が確実な近道であれば最もよい選択です。しかし、ただ目先の結果だけにこだわっているだけの近道であれば遠回りでも確実に安全な選択をするべきです。

ことわざのイメージ「急がば回れ(いそがばまわれ)」

「急がば回れ(いそがばまわれ)」には、目的に向かって急いで向かっていくときほど慎重にしなければ失敗しかねないので、遠回りでも確実な道で行くのが良いという意味です。
何事も急ぐと危険が増すので遅いようでも着実な手段を選ぶことが大切であるというメッセージが込められています。

「使い方」急いで物事をなしとげようとするとき

なるぞう

なるこさん、わしはダイエットすることにするよ。

なるこ

いいじゃない。いつまでに何キロ落とすみたいな目標はあるのかい?

なるぞう

1ヶ月で15㎏落とすのが目標だよ。

なるこ

そんなに急激に体重を落としたらリバウンドするし、体も壊すよ。
急がば回れじゃよ。
もっとペースを落としてゆっくりダイエットしたほうがいいよ。

この例文のように、急いで結果を出すのではなく、ゆっくりでいいから確実な方法で結果を出すほうがいいという意味合いで使っています。

使い方2

よって即効性を求める方には向いていませんが、じっくり痩せ&サラサラ体質を作りたい人に向いています。ある意味、ある意味地味なサプリと言えますが、急がば回れということわざがあるとおり結局地道に体質改善したほうがいいかもしれません

やっぱりー

使い方3

急いでいるときは回り道で確実に安全な道を通った方が結局は早く着けるという意味の「急がば回れ」という言葉で考えてみましょう。

PORTキャリア

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

「例文」急がば回れ(いそがばまわれ)

悪い例

この道は工事中だから急がば回れで迂回しよう。

「急がば回れ(いそがばまわれ)」は、近道や楽をしようと結果を急ぐと、逆に危険であるため、安全な遠回りをしようという意味です。
この例文のようにやむを得ず迂回した場合には使いません。

良い例

恋愛するなら急がば回れで、まず相手のことを知ろう。

「急がば回れ(いそがばまわれ)」は慎重に行動しようと教えてくれていることわざです。
いきなり結果を求めるのではなく、慎重に順序を踏んで結果に近づきましょう。

「急がば回れ(いそがばまわれ)」まとめ

急がば回れ(いそがばまわれ)とは、危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策だという意味があります。

急がば回れ(いそがばまわれ)の語源は、室町時代の連歌師である宗長によって歌われた「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」という歌です。

宗長が京都へ向かっているときに歌われた歌です。

海路のほうが早く到着することができるが、突風により危険であるため、安全な陸路にしたほうが良いと思った時に歌われました。

何か目標に向かって頑張るときは、楽をするのではなく、安全で確実な手段を実行したほうが結果的に早く目標を達成することができます。

急がば回れ(いそがばまわれ)ということわざのように遠回りでもいいので最も確実な方法で目標達成に向けて頑張っていきましょう。

・危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策
・語源は、「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる