「一姫二太郎(いちひめにたろう)」の意味とは?わかりやすい使い方と例文を解説!

男の子と女の子
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「一姫二太郎」ということわざを知っていますか?よく見るけど、ことわざの意味は分からない…なんて方もいるのでは。

意外と意味を間違えていらっしゃる方も多いみたいです。
本記事では、「一姫二太郎」という言葉の意味や使い方など徹底解説していきます。
読み終える頃には、きっと他の人に教えられるようになっていることでしょう!

 

読み方 一姫二太郎(いちひめにたろう)
意味 子供を持つには、一人目は女の子、二人目は男の子が理想的
使い方 祝福するとき  なぐさめるとき
英文訳 The lucky man has a daughter for his first born.
幸運の者は初生児に娘を授かる

 

目次

一姫二太郎いちひめにたろう

男の子と女の子

 

「意味」子供を持つには、一人目は女の子、二人目は男の子が理想的である

「一姫二太郎」が理想的とされた理由は、一般的に女の子の方がおとなしく育てやすいと言われることにあるようです。
一人目の女の子で子育てに慣れると、二人目に男の子が生まれても冷静に対応できたりします。
また、弟が生まれると小さいママになって、お母さんの手伝いをしてくれて助かるという声もあります。
このように、一人目は女の子、二人目は男の子が理想的というのが、「一姫二太郎」の意味です

一姫二太郎の意味は、一人目は女の子、二人目は男の子が理想的
「子供を持つには、女の子一人、男の子二人が理想的」ではないので間違えないで!

「一姫二太郎」について訪ねた「国語に関する世論調査」で、「子供は女の子一人、男の子二人が理想的だ」という間違った意味を選んだ人は、全体の34%ほどいるという結果でした。
なぜ「一姫二太郎」の意味は、誤解されやすいのでしょう。
[box06 title=”あわせて読みたい”]「太郎」は男の子の名前の代表的なもの、また「桃太郎」や「金太郎」のように名前の一部によく使われたりします。

そのために太郎=男の子として捉えてしまい、言葉の並びから一人の姫(女の子)と二人の太郎(男の子)と人数を表す言葉として受け取ってしまったのかもしれませんね。

本来「太郎」は「長男」を意味するものでしたが、そのような解釈をする人が減ってきたことが、誤解されやすい要因なのでは…と考えられます。

ちなみに、「一姫二太郎」は子供を授かる順番なので、三人以上いても一人目が女の子で次が男の子なら「一姫二太郎」になりますよ。[/box06]

「使い方」理想的な子育て

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]お隣の若夫婦に、男の子が生まれたそうだよ[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]まあ、おめでたい話ですね!たしか上の子は女の子だったわね[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]一姫二太郎でよかったな。お母さんも楽だろう[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]きっと弟の面倒もみてくれる小さいママになるわね[/chat]

 

この例文のように、子育てが少しは楽になるよ、という意味合いで使っています。

「例文」一姫二太郎2つ紹介

祝福するとき

一人目に女の子を生んだ友達が、二人目は男の子を出産したとき
・おめでとう!うちは男の子ばかりだから、一姫二太郎なんて羨ましいわ!

慰めるとき

男の子を欲しがってた妹が、女の子を出産したとき
・がっかりしないで。きっと一人目は女の子の方が楽よ。一姫二太郎って言うじゃない。

このように二つの場面で使用することができます。

一姫二太郎いちひめにたろう」まとめ

いかがでしたか?
三割以上も間違った解釈をしている人がいるなんて、日本語は難しいですね。
でも今日から一姫二太郎マスターになれたのではないでしょうか。

ちなみに、我が家は男の子、女の子の順番ですが、一人目が大変だったので二人目がとても楽に感じました。
私は、一太郎二姫を推します(笑)

一姫二太郎は理想的とされていますが、子供は宝です。順番なんて関係なく子育てを楽しむ方がいいですね!

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