「一年の計は元旦にあり」ということわざを知っていますか?新しい年が始まる、元旦に今年はこれをするぞ!!と意気込んで新しいことに挑戦する人も多いのではないでしょうか。そんな方にも、そうじゃない方にも是非このことわざの意味を知ってもらいたいです。
本記事では「一年の計は元旦にあり」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、「一年の計は元旦にあり」マスターになっているでしょう!
読み方 | 一年の計は元旦にあり(いちねんのけいはがんたんにあり) |
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意味 | 計画は早めにしっかりと立てるべきだという戒め。 |
使い方 | 一年の計は元旦にありというから、さっそく今期のスケジュールを立てよう |
英文訳 | New year’s day is the key of the year.(元旦は一年の鍵である) |
類義語 | 一生の計は少壮の時にあり/一日の計は朝にあり |
一年の計は元旦にあり
由来は、中国で古くから言われていることわざからです。「一日の計は寅にあり、一年の計は春にあり」と言われていました。現代の中国でも、「一年之計在于春」という言葉がことわざとして使われています。
「意味」一年の計画や目標は元旦に立てるのがよいという意味で使われる。
物事は初めが大事で、しっかりした計画のもと着実に行えということや、計画を最初にしっかりと立ててから行おうなどの意味があります。
元旦ではなくても初めようと思った日が元旦と考えます。家族で一緒に何か計画を立てて始めるのも良いかもしれませんね!
「ことわざのイメージ」
物事は最初がたいせつで、
まず計画を立ててから事に当たるべきである。
一日の計は朝にあり。
元旦=新しい一年の始まり
「使い方」計画は早めにしっかりと立てるべきである
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]今日から新しい年になったことだし、決意したぞ!![/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]新しい年になったからって、何を決意したんです?[/chat]
[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]今年こそは毎月貯金をすると固く決意したんだ[/chat]
[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]まさに、一年の計は元旦にありですね[/chat]
この例文のように、始める前にちゃんと計画を立てなさいという意味合いで使っています。
これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。
「良い例・悪い例」まず、計画を立ててから行動する
元旦に一年の計画を立てることを忘れていたから、この一年はもう始められない
元旦じゃなくても、その物事を始めようと思った日が元旦と考えるので、必ずしも物事を始めるのが1月1日でなければいけないということはない。
一年の計は元日にあり、と云いう事ですから今年は一つ元日から勉強してやりましょう
年の始めに、今年は何をするのか、目標を決めて自分の考えを新たにするのが大切で、物事や考え方のおおもととなるところでは、年の初めの過ごし方がその一年を左右するという思いがあります。
[上村松園*座右第一品|1931]
「類義語」2つ紹介します!
一生の計は少壮の時にあり
少壮の時とは、若くて意気盛んな時期のことで、青年期に生涯で試すべきのことを考えておくべきであるという意味があります。物事の初期の段階に、計画を立てて物事を行うことの大切さは、一生においてもいえることであるという意味が「一生の計は少壮の時にあり」にあります。
一日の計は朝にあり
計画は、早めにしっかりと立てるのがよいという戒めの意味が「一日の計は朝にあり」にあります。
「対義語」
一年の計は元旦にありの対義語はネットや本など徹底的に調べてなかったのですが、対義語とはこの言葉の反対の意味になります。 イメージでは、ことわざの反対の意味で終わり良ければ全て良しです。意味は、物事は最後の結末が最も大事であり、途中は何があっても問題にはならないという意味があります。
「英文」
New year’s day is the key of the year.
元旦は一年の鍵であるという意味。物事は最初が肝心という意味が、英語でも表現として使われています。どんな物事でもやり遂げるためには、しっかりと計画を立ててそれから始めるべきという忠告のようにもかん感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
一年の計画や目標は元旦に立てるのがよいという意味がある。
年の初めの過ごし方がその一年を左右するという思いがある。
元旦じゃなくても、その物事を始めようと思った日が元旦と考えるので、必ずしも物事を始めるのが1月1日でなければいけないということはない。
このように、物事を始めるには最初が肝心なので、やり遂げるためにも計画をしっかり立ててそれから始めようと思わせてくれる素晴らしいことわざですね。
あなたが、この記事を読んでくれているときは元旦じゃないかもしれません。
でも、大丈夫!始めようと思ったときが元旦と考えます。なので、この記事を読んで「あれを始めたいな」、「これを達成させたいな」って思ってくれたあなた!今日から元旦と思って始めて見ませんか?
一年の計は元旦にありのことわざを思いだしながら目標と計画を立てて頑張ってみようと思ってもらえたら嬉しいです。
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