「一粒万倍(いちりゅうまんばい)」の意味とは?わかりやすい使い方と例文を解説!

一粒万倍
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ことわざを知っていますか?よく見るけど、ことわざの意味は分からない…なんて方もいらっしゃるかもしれません。「一粒万倍」とは、一粒の種子をまけば、その万倍もの粒となること。わずかなものから非常に多くの益をあげることの意味です。

「一粒万倍」って超ラッキーな素敵な言葉ですね。運勢占いなどにも、「一粒万倍日」という開運日がありますね。新しい事を始めると、どんどん良い方向に膨らんでいくめでたい日です。暦で開運日を調べるとワクワクしますね。

本記事では、言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、開運マスターになっているでしょう!

 

読み方 一粒万倍(いちりゅうまんばい)
意味 一粒の種子をまけば、その万倍もの粒となること
使い方 新しいことを始めると素晴らしい成果が付いてくる。
英文訳 A single seed can eventually produce a great harvest

(たった1つの種が最終的に大きな収穫を産む。)

類義語 一路順風/順風満帆/因果応報
目次

一粒万倍

種籾

 

「一粒万倍」とは、一粒の種もみが万倍にも実る稲穂になるという意味です。実際は、一つの種もみから、苗が育つと、多いと一千粒ぐらいのお米ができると言われています。(万倍でなくても、たくさんできますね。それも、農家さんが工夫して、手をかけているからこそですね…。)わずかなものから多くの利益があがるのたとえです。また、わずかなものでも粗末にしてはいけないといういましめでもあります。一つの善行から多くの良い結果がもたらされるという意味でもあります。

〘名〙 (「報恩経‐四」の「世間求利、莫田者、種一万倍」から)
① 一粒の種子をまけば、その万倍もの粒となる意。わずかなものから非常に多くの益をあげることのたとえ。また、少しのものも粗末にしてはいけないことにいったり、もったいない気持を表わしたりするのにいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※歌舞伎・夢結蝶鳥追(雪駄直)(1856)二幕「『おととととと、こぼれるわえ、一粒万倍万倍』とこぼれし酒を額へつけ」
② 「いね(稲)」の異名。〔語彙(1871‐84)〕

報恩経ほうおんきょう」四から、仏教の言葉で、一つの善行から多くの報いをもたらすの意味です。

開運日である、「一粒万倍日」は、何事を始めるにも良い日とされています。大安に並ぶぐらいの大変縁起が良い日と言われています。二十四節気の暦をもとに「一粒万倍日」は決められています。他の吉日と重なったら、「一粒万倍日」の効果が倍増し、凶日と重なったら半減するといわれています。

一粒万倍日×天赦日てんしゃび=超最強に運勢が良い日

天赦日てんしゃびとは、四季に各1回ずつある、天がすべての罪を許すという最上の吉日。

一粒万倍日に行うと良い事(新しいことを始めると大きく実を結ぶ)

  • 神社へ参拝
  • 開店・開業
  • 仕事始め・転職
  • 結婚式・結納・入籍
  • 引っ越し
  • 旅行
  • 植物の種をまく
  • 新しいものを使い始める
  • お財布の購入・使い始める
  • 宝くじ購入
  • 習い事・スキルアップの勉強
  • 銀行口座開設
  • 目的があるお金を出費する
  • 納車
  • 契約

一粒万倍日に行うと良くない事(苦労が万倍になるから)

  • 人から借金をする
  • 無駄遣いをする
  • 喧嘩をする
  • 別れる
  • 悪口を言う
  • 悪い行いをする

一粒万倍日に、行うと良い事、良くない事、わかりましたか?せっかくの縁起の良いめでたい日なんですから、運気がアップすることをして、運気を万倍にあげましょうね。

「意味」少しの元手から多くの利益

たくさんの実り

「一粒万倍」とは、一粒のもみが万倍にも実る稲穂になるという意味です。わずかなものから多くの利益があがるのたとえです。また、わずかなものでも粗末にしてはいけないといういましめでもあります。一つの善行から多くの良い結果がもたらされるという意味でもあります。

小さなことから始め、目標を持って努力することで、万倍になるということだと思います。

「ことわざのイメージ」

ほんの小さなことが、万倍になるとは縁起がいい言葉ですね。

「使い方」何か始めると縁起が良い

「一粒万倍」は縁起がいいので何か始めると良いようです。

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]「一粒万倍」は、縁起のいい言葉で「一粒万倍日」という縁起の良い日もあるんじゃ。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]へえー。縁起のいい日って、良いですね。[/chat]

[chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]今日は一粒万倍日じゃから、屋を開店するんじゃ。[/chat]

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]なるぞうさんの手打ちの蕎麦そばは、それはもう美味しいですからねぇ。お客さんが、一粒万倍に増えて繁盛はんじょうすると良いですね。[/chat]

これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。

「例文」目標を持って何か始める

一粒万倍になるから、返すあてはないけど、思い切り借金しても大丈夫だな。

・目標もなく、無茶苦茶なことをしても、大きく実るどころか、万倍の苦しみになるので、こういうことには使うのは良くありません。

一粒万倍になるよう、今日から英会話の勉強を始めた。

・小さなことでも、始めればやがて大きな結果が得られることに使うのは良いです。

「類義語」一粒万倍3つ紹介

一路順風

船が追い風に帆をあげてひたすら進むように、道中の無事を祈って旅人に掛ける言葉。物事が順調に運ぶさまの意味です。

順風満帆

物事がすべて順調に進行することのたとえ。追い風を帆をいっぱいに受けて、船が軽快に進むことから。

因果応報

人はよい行いをすれば良い報があり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。行為の善悪に応じて、その報いがあること。現在では悪いほうに用いられることが多い。

「英文」一粒万倍

A single seed can eventually produce a great harvest

(たった1つの種が最終的に大きな収穫を産む。)

eventually(最終的に)・produce(作物)・harvest(収穫)

まとめ

「一粒万倍」って超ラッキーな素敵な言葉ですね。運勢占いなどにも、「一粒万倍日」という開運日がありますね。「一粒万倍日」は、新しい事を始めると、どんどん良い方向に膨らんでいくめでたい日です。暦で開運日を調べるとワクワクしますね。

でも、努力なくして、簡単に大きな成果が実るわけではありませんので、小さなことから積み重ねて、大きくしましょう。

意味は、一粒のもみが万倍にも実る稲穂になるという意味です。わずかなものから多くの利益があがるのたとえです。また、わずかなものでも粗末にしてはいけないといういましめでもあります。一つの善行から多くの良い結果がもたらされるという意味でもあります。

使い方は、新しいことを始めると素晴らしい成果が付いてくるので、目標を持って何かをはじめると良いです。

開運日の一粒万倍日は、1年に約60日、月に4~7日ありますが、その年によって変わるため最新の暦でチェックしてくださいね。

 

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