「看板に偽りあり」ということわざを知っていますか?
ん?看板の文字が間違ってるの?わたしもそう思いました!
でもそういうことではないんですね。
本記事では、「看板に偽りあり」という言葉の意味や類義語、使い方など徹底解説していきます。読み終える頃には、マスターになっているでしょう!
読み方 | 看板に偽りあり(かんばんにいつわりあり) |
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ローマ字 | Kanban ni itsuwari ari |
意味 | 見本と実際の物が異なる |
使い方 | 紹介されている物と、実際の物が違うとき |
類義語 | 羊質虎皮(ようしつこひ)
羊頭狗肉(ようとうくにく) |
対義語 | 看板に偽りなし |
英文訳 | The sample and the actual thing are different(見本と実際の物が違う) |
看板に偽りありとは
見せている(紹介している)物と、実際の物が違うということです。
「意味」看板や見本と、実際の物が異なるということ
看板や見本と、実際に売られている物が違うということです。
また、普段話す言葉と実際の行動が一致していないという意味でもあります。
「ことわざのイメージ」
この商品欲しいな~と思って買っても、実際の商品が違っていたという状況ですね。
「使い方」紹介されている物と現物が違っている
注文していたテントが届いたぞ。
さっそく、開けて見てみましょうよ。
なんじゃ、これは。
注文画面にあったテントのようで、そうでないぞ。
ちゃっち過ぎる。
これは看板に偽りありですね。
返品しましょ。
この例文のように、紹介されている物と、実際の商品が違っていたという意味合いで使っています。
これを参考に下にいくつか例文を載せてあります。
「例文」実際の物が異なっているとき
美味しそうなメニューを頼んでみたら、「看板に偽りあり」で本当に美味しかった。
これは、「看板に偽りなし」という対義語の意味なので、使いません。
写真のメニューはすごく大きなお肉なのに、実際はとても小さかったよ。まさに「看板に偽りあり」だね。
この例は、実際の物が異なっているので正しい使い方ですね。
「類義語」看板に偽りあり2つ紹介
・羊質虎皮(ようしつこひ)
外見はよく見えるけど、実際がともなっていないということ。
例文:このお菓子は羊質虎皮ね。パッケージは立派なのに、お菓子はあまりおいしくないわ。
・羊頭狗肉(ようとうくにく)
良いものに見せかけて宣伝は立派なのに、実際には粗末な物を売るたとえ。
例文:とても良い商品だと紹介していたのに、すぐに壊れてしまった。羊頭狗肉だ。
「対義語」看板に偽りあり
・看板に偽りなし
実際に売っている物と、看板や見本が同じであるということ。
例文:安くてとても美味しいと評判のレストランに行ってみたけど、本当に美味しくて、看板に偽りなしね。
「英文」The sample and the actual thing are different
The sample and the actual thing are different(見本と実際の物が違う)
「まとめ」看板に偽りあり
いかがでしたか?思い出してみると1度は、あれ?思っていた物と違っていたという経験をしたことがあるのではないでしょうか。
欲しかったものが実際と違っていると悲しいですよね。
それではもう一度「看板に偽りあり」の意味や使い方をおさらいしてみましょう。
意味:見本と実際の物が異なること
使い方:紹介されている物と、実際の物が違うとき
「看板に偽りあり」とは、紹介されている物と実際が異なるときに使われます。
また、人の言動でも言っていることとやっていることが違うというときにも使われます。
でも、相手を怒らせてしまうこともあるので、人にはあまり言わないほうがいいですね。
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