火中の栗を拾うとは?意味・使い方から類義語までわかりやすく解説!

火中の栗を拾う
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火中の栗を拾うということわざを知っていますか?風刺画にもなっている有名な言葉ですが、意味や使い方など詳しくはわからない人が多いと思います。

誰かのために自分を犠牲にする人がまさにこのことわざに当てはまります。

本記事ではことわざの意味、使い方をわかりやすく解説していきたいと思います。

さっそく見ていきましょう!

 

読み方 火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)
意味 自分の利益にならないのに危険をおかすこと
類義語 虎穴に入らずんば虎子を得ず
対義語 君子危うきに近寄らず
英語訳 To take a risk for someone.

 

目次

火中かちゅうくりひろうとは

火中の栗を拾う 意味

[由来] 一七世紀のフランスの詩人、ラ・フォンテーヌの「寓話」によって知られる、「猿と猫」という話から。昔々、ある家に、猿と猫が暮らしていました。あるとき、家の主人が暖炉で栗を焼いているのを見て、それを食べたくなった猿が、猫にこんなふうに持ちかけました。「君はああいうのを取るのがうまいから、ひとつ、その腕前を見せてくれよ」。おだてられた猫は、手をやけどしそうになりながらも、栗を一つ一つ取り出していきます。ところが、その一方で、その栗を猿が一つずつ食べてしまっていた、ということです。

引用:コトバンク 火中の栗を拾うとは

「意味」自分の利益にならないのに危険をおかすこと

由来として猿におだてられた猫は火の中から取り出しますが、すべて猿に食べられてしまいます。猫はやけどをしてしまったのにも関わらず栗を食べれませんでした。

この話から「火中の栗を拾う」ということわざは「自分の利益にならないのに危険をおかす」という意味になりました。

最近では「他人のために危険をおかすなんてとても勇敢だ」という意味で使われることがあります。しかし本来の意味ではないので注意が必要です。

ことわざのイメージ

他人にそそのかされたり、おだてられたりして危険をおかしてしまうことのおろかさやいましめとして使います。

人好ひとよしは損をする」という様なイメージですね。

「使い方」自分から困難な状況に向かう

[chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]最近近くで喧嘩が多くなってきましたね。[/chat][chat face=”naruzou.png” name=”ためになるぞう” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]そうじゃのう、1度注意してこようかの。[/chat][chat face=”obaasan_face.png” name=”ためになるこ” align=”right” border=”green” bg=”none” style=””]勇敢ですが彼らは良くないところの人達です。火中の栗を拾うようなことはやめましょう。[/chat]

ためなるぞうさんは勇敢に注意しようとしましたが言ったところで状況が改善されるとは限りません。このように将来性が薄くメリットのないようなことに対しても使えます

「ハイリスク・ロー(ノー)リターン」の精神であり、自分から困難な状況に向かおうとすることはまさに火中の栗を拾いに行くような状況です。

「例文」他人のために危険をおかす

火中の栗を拾う 例文

火中の栗を拾うようなものだけどせっかくのチャンスだし挑戦してみようと思う。

「火中の栗を拾う」ということわざは他人のために危険をおかすという意味です。自分のために危険をおかす場合は使いません。

倒産寸前の会社に融資するなんて火中の栗を拾うようなものだ。

ポイントは他者のためにということです。自分以外の人や組織のためにリスクをおかすという意味合いです。

「類義語」火中の栗を拾う2つ紹介

虎穴こけつらずんば虎子こじず(虎穴に入る)

危険をおかさなければ大きな成果は得られない。                             虎穴⇒虎が住む洞穴、隠れ家

例)虎穴に入らずんば虎子を得ずと言うし挑戦してみよう。

危ない橋を渡る

危険であることを承知で危険な手段をとること。

例)彼は成功のために危ない橋を渡ることがある。

どれも危険をおかすという意味です。ただし、自分のためであることがほとんどです。

火中の栗を拾うのポイントである他者のためにという意味合いではないため、全く同じ意味のことわざではないですね。

「対義語」火中の栗を拾う2つ紹介

君子危くんしあやうきに近寄らず

賢く教養のある者は危険に近づくことはしない。

例)君子危うきに近寄らずというように君の判断は正しかった。

触らぬ神にたたりなし

物事に関わりを持たなければ災いを招くことはない。

例)あの子は今機嫌が悪いようだ、触らぬ神に祟りなしだね。後にしよう。

「英語訳」火中の栗を拾う2つ紹介

Pull someone’s chestnuts out of the fire.

火中の栗を拾うをそのまま英語訳したものがこの英文です。

「pull」⇒つまみ取る

「someone’s」⇒他人の

「chestnuts」⇒栗

「out of~」⇒~の外へ

To take a risk for someone.

誰かのために危険をおかすという意味です。

「take a risk」⇒危険をおかす

「for someone」⇒誰かのために

まとめ

火中の栗を拾う

いかがでしょうか?

火中の栗を拾うの意味は自分の利益にならないのに危険をおかすという意味でした。他人のためにというポイントも合わせて覚えてくださいね。

誰かのために何かをするということは素晴らしいことだと思います。ですが、「火、栗」それぞれを考え、本当に拾う価値のあるものに手を差し伸べていくことも大事かもしれません。

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